スイーツ好きなら、一度は耳にしたことがある「プレリュード」。
「福光にあるケーキ屋さん」と言えば、みんな知ってる実力派。
かわいいキャラクターが並ぶ最近のケーキ屋さんとは一線を画す同パティスリーで、どうしても食べたいケーキがあるのです。
そのケーキ。
持ち帰りもできるのですが、できれば「店内で食べた方がおいしい」とのこと。
そんなわけで、さっそくお邪魔してきました!
パティスリープレリュード 福光店/岐阜市
店内の様子
店舗入り口のボードをチェック…「ん?もしかして、ない?」
どうしようかなぁ…と不安になりつつ店内へ。
ショーケースの前に何人かの人が並んでいたので、焼き菓子をチェック!
塩味のクッキーの試食を発見!…じっと見ていたら、お店の方が「どうぞお持ちください」って。嬉しい
どこかしこから漂うトラディショナルな雰囲気。
グレーズがかかった「キャトルキャール」は、いわゆるパウンドケーキやバターケーキと言われるもの。
栗のロールは、通年の人気商品です。
「奇跡のワイン」を使用した看板メニュー「スリー」は、爽やかで大人の味わい。
フランス菓子の巨匠ドゥニ・リュッフェル氏伝授のケーキ、チョコとコーヒーの風味にうっとりしちゃう「デュアリテ」。
こちらのお店のカスタードクリームは、濃厚なのに軽くて、すごくおいしいんですよ!
正統派のフランス菓子のお店で、時々見かけるジャガイモのお菓子。
ジャガイモの風味とホワイトチョコの濃厚さが、いいコントラストを生み出していて、オススメです!
見た目の地味ケーキも、味で個性が際立っていて。
本当に、毎回どれを頂こうか悩むのよね。
洋酒を使用したアイテムも多く、コーヒーや紅茶だけじゃなく、ワインやシャンパンと一緒に頂くのもいいですね。
あったー!今日の目的の品「ミルフィーユ」。ここに並ぶの食品サンプルなんだって!
いつもテイクアウトばかりで…一度食べてみたかったのです。
さて、カフェスペースに移動。席と席の間に、アクリル板が設置され、感染対策もばっちりね。
メニュー
メニューは分かりやすく、ドリンクは全て400円。
お子様サイズは350円。
お子様用ハーフサイズのミルクとオレンジジュースは200円。
300円以上のケーキと同時にオーダーすると、100円引き。
いただきます!
コーヒーと一緒にサーブされた「ミルフィーユ」。
「上の2枚のみカットしてありますので、そのままナイフを入れれば、カットできると思います」とのこと。
ほほぅ!親切!
確かにこれをカットするのは、至難の業ね。
けっこうなボリュームです。
プレリュードのおいしいカスタードクリームが、ぽってり。
あぁ。これが賞味期限2時間、憧れの「ミルフィーユ」なのね!
いざ…!
ザクっ!とけっこうな手ごたえ。
組み立てたら早めに食べて…ということは、パイ生地の食感にこだわりがあるんだろうな。
まずは、うっすらクリームの付いた部分から。
…サクサクサック!
厚みのあるパイ生地だから、もっとザックリな食感かと思ったのに。
見た目のゴツさとは裏腹に、軽くてサクサク。
それでいてバターの風味はしっかりいきていて、おいしい!
とびきりおいしいカスタードクリームと一緒に食べるんだも、このミルフィーユは…極上です。
甘い味に酔いしれて、最後に塩味クッキーを。
ほのかに甘い…でも塩とほんのりチーズのおいしさが後引く…どこか懐かしい味。
これ、買って帰ろうっと。
「すみません…お入店された時、12時前だったと思うので」と焼き菓子を置いて行ってくださった。
「?」と思いつつ眺めていると、「お持ち帰りくださってもいいですよ」とのこと。
なんだかよく分からないけど、ラッキー!
帰宅後、メニューの写真を見直していたら、「~12時までは朝のサービスとして焼き菓子を1つお付けいたします」って書いてありました。
まとめ
パティシエとしてはかなりの熟練と言える「プレリュード」の安達シェフ。
業界では知らない人がいないという弓田シェフが発起人となった「平成正義の会」の初代会長を務めていたとい経歴の持ち主。
新たに学ぶ姿勢を常に持ち続けているというシェフの心意気と技術の高さが、小さなケーキに込められているんですね。
全体的な地味なデザインのケーキは、大人にこそ味わってほしい珠玉の逸品でした。
お店の詳細
店 名:パティスリープレリュード 福光店
住 所:岐阜県岐阜市福光南町16-19
駐車場:有り
URL:詳細はこちら(Twitter)