桃山時代に京都を模して整備されたという高山市は、江戸時代になると天領として栄えました。 飛騨高山城主2代の嫡男 金森 重近は、宗和流茶道の祖と言われています。 宗和流茶道と室町時代に確立した本膳料理が融和して生まれたと伝えられる、飛騨最高の饗応料理「宗和和流本膳」。 創業した江戸時代より、この「宗和和流本膳」を守り続けてきたのが、今回お邪魔する「料亭 洲さき」です。 高山陣屋より宮川を渡った東岸に、堂々と構える美しい出格子の建物。 1794年創業、岐阜県最古の料亭としても有名ですね。 格式の高さにドキドキ ...