「パン工房 ひこいち堂」。
某口コミサイトで見つけた、
「脱サラしたご主人が、専門学校で1年間通い、50歳からパン屋さんを始めた」が気になって…。
実際に「どんなもんだろう?」と来店してみた。
パン工房 ひこいち堂/各務原市
店内の様子
店舗前に駐車場に車を止めて…。
店内に入ると、パンのいい香り。
ずらっと多彩なラインナップに、心うきうき♪
パン屋さんって、見てるだけでも楽しいよね。
お惣菜系のパンから、スイーツ系も偏りなくいろいろ揃う。
近くで買い物していた親子連れの娘さんが、「お兄ちゃんのバーグパン、買い忘れたらめっちゃ怒るよ」と、お母さんに話していて、ちょっと笑う。
めっちゃ怒るほど、美味しいのね。
そういえば、その口コミサイトには「デニッシュ系がおいしい」も、書いてあったような気がするなぁ。
定番のあんパンやクリームパンもおいしそう。
全体的にリーズナブルなのも、嬉しいねぇ。
あっ! 各務ヶ原キムチ!
もともと各務原は人参をはじめ、おいしい野菜が採れることをアピールポイントに都市おこしを!と始まったとのこと。
「冬のソナタ」のロケ地である韓国の春川市との姉妹都市交流がきっかけで、各務原の特産品「にんじん」と、春川市の特産品「松の実」を使ったキムチに着目。
2005年に「キムチ日本一の都市研究会」を立ち上げ、「各務原キムチ」が誕生したというわけ。
そして、「各務原キムチサンド」は、同店の看板商品としてとっても人気なんだって。
…食べたい。
けど、我が家は旦那も息子も、キムチ苦手なのよね。
うろうろ迷う母の隣で、「ママ、これ!見て!見て!ママの好きな『きかんげんてい』ってよ」と、息子が私の手を引っ張る。
「各務原にんじんパン?にんじんジャム?」
…息子よ。「期間限定」を読めるようになったのね?
さすが、私にいつもくっついているだけはある。
でも、恥ずかしいから「ママの好きな」とか、言わないでほしいのだけど。
気を取り直して、トレイに乗せる。
むむむ。「リッチなスコーン」も、食べなきゃいけない使命を感じるわ。
ラスクもいろいろ揃ってるのね。
こちらも人気店らしく、サインがいっぱい!
そんなこんなで、トレイを持ってレジへ。
メニュー
豊富なドリンクメニューが書かれている。
お得なセットメニューもあるのね。
- 各務原にんじんパン
- スコーン
- パンプキンパン
- チーズドラム
- ミルクフランス
- 抹茶ロール
- あずきクリームのコルネ
いただきます!
陽光の差し込む、素敵なカフェスペース。
ブルーベリーティーをオーダーし、息子とシェア。
たっぷり2杯分はあるね。
いい香りのフレーバーティと、おいしそうなパン。
まずは、あずきクリームのコルネ。
ずっしり端から端まで詰まったクリームは、ちゃんと小豆の味がして、クリーミー。
生地はきちんとした材料で、丁寧に手作りされた感じが好印象。
スーパーで買うフワフワ系の菓子パンじゃなくて、しっかり捏ねて、しっかり膨らんだ感じ。
思ったより食べ応えがあって、私はかなりお気に入りに!
お次は、各務原にんじんパン。
「にんじんジャム、おいしいぃ!」
「これもたっぷり入ってる!しかもキレイな色だねぇ」。
しっかり甘くて、野菜ってことを忘れそう。
でも、後味は「にんじん」なのが不思議。
「これ、めっちゃ美味しいやん!本当に人参?いや。この人参は果物にちがいない」と息子。
…人参は野菜です。
ここで、意外にお腹がいっぱいになり、あとは持ち帰ることに。
翌朝、残りのパンを頂く。
旦那がさっさと、チーズドラム、ミルクフランスを食べてしまったのだけど。
甘みが強くて美味しかったそうな。
パンプキンパンもフィリングたっぷり。
抹茶ロールは、お豆の食感が美味。
リッチなスコーンもクリームチーズがたっぷり。
バターの風味とドライベリーの酸味がよくあっていて、ホテルのアフタヌーティで頂くスコーンと遜色ない出来栄えに、にんまり。
まとめ
なるほど、価格を考えると、どれもこれもちゃんと作ってあるし、内容物がぎっしり!ずっしり!なのがいい。
他のパンも、ぜひ試してしたくなる♪
そんなパン屋さんでした。脱サラ万歳!
お店の詳細
店 名:パン工房 ひこいち堂
住 所:岐阜県各務原市蘇原瑞穂町2-69-1
駐車場:有り
URL:詳細はこちら(食べログ)