- 女性にソイプロテインはダメなの？
- ソイプロテインのメリットやデメリットを知りたい
美容や健康に気を遣う方にも人気がある、大豆由来のソイプロテイン。
「女性にソイプロテインは絶対ダメ」という噂を耳にすることがありますが、本当なのでしょうか？
結論から先にお伝えすると、ソイプロテインは女性にもおすすめです！
この記事では、女性にソイプロテインがダメと言われる理由や、ソイプロテインのメリット＆デメリットについてご紹介しています。
「ソイプロテインが気になる」という方はぜひチェックしていってくださいね。
「女性にソイプロテインは絶対ダメ」と言われる理由
女性に人気があるソイプロテインですが、なぜ「絶対ダメ」などと言われることがあるのでしょうか？
女性にダメと言われるのには、次のような理由が考えられます！
- ソイプロテインを摂りすぎると、ホルモンバランスが崩れる可能性がある
ソイプロテインは大豆を原料として作られているため、大豆イソフラボンが含まれています。
大豆イソフラボンは植物エストロゲンのひとつといわれ、その化学構造が女性ホルモン（エストロゲン）と類似しエストロゲン受容体(エストロゲンレセプター)に結合することから、促進的あるいは競合的に種々の生体作用を発揮することが、試験管内の試験や、動物実験で示されている。
引用元：「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」農林水産省
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと化学構造が似ているので、過剰に摂取することでホルモンバランスが崩れてしまう可能性があるんです。
もちろん、飲みすぎなければ大丈夫です！
なお、大豆イソフラボンアグリコンの一日摂取目安量の上限値、70～75 mg/日は、この量を毎日欠かさず長期間摂取する場合の平均値としての上限値であること、また、大豆食品からの摂取量がこの上限値を超えることにより、直ちに、健康被害に結びつくというものではないことを強調しておく。
引用元：「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品安全性評価の基本的な考え方」厚生労働省
大豆イソフラボンの一日摂取目安量の上限値は70～75mg/日とされていますが、これは長期間毎日欠かさずに摂取した場合の安全な摂取量です。
ソイプロテインに含まれる大豆イソフラボンの量は商品によって異なりますが、1食分当たりおおよそ20～44mg含まれているという報告があります。（参照元：「健康食品」中の大豆たんぱく質および大豆イソフラボンの定量と表示に関する調査研究）
平均的な日本人の大豆イソフラボン摂取量は16〜22mg/日なので、ソイプロテインは過剰に摂取しなければ心配はありません。
✕ 女性にソイプロテインは絶対ダメ
〇 ソイプロテインの過剰摂取はダメ
大豆イソフラボンには女性に嬉しい効果がたくさんあるので、女性にもおすすめのプロテインです。
大豆イソフラボンの働きや摂取目安について詳しく知りたい方は、こちらのサイトがおすすめです。
⇒大豆及び大豆イソフラボンに関するQ＆A | 食品安全委員会
⇒「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品安全性評価の基本的な考え方」厚生労働省
次の記事では「運動しない女性におすすめのプロテイン」として、人気のソイプロテインを5つご紹介しています。興味のある方はチェックしてみてくださいね。
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ソイプロテインのメリット＆デメリット
ここではソイプロテインのメリットやデメリットをご紹介します。
自分に向いているかどうか、ぜひチェックしていってくださいね。
ソイプロテインのメリット
ソイプロテインには次のようなメリットがあります！
- ホルモンバランスを整える
- 美容に効果がある
- 腹持ちが良い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ホルモンバランスを整える
ソイプロテインに含まれている大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと化学構造が似ているので、エストロゲンの不足分を補う効果があります。
過剰摂取はダメですが、適量ならばホルモンバランスを整える効果が期待できるので、女性にとって嬉しいメリットです。
美容に効果がある
大豆イソフラボンにはエストロゲンの働きを補い、お肌の調子を整える効果があります。
さらに抗酸化作用もあるため、アンチエイジングにも効果的。
プロテインに豊富に含まれるたんぱく質は、筋肉だけではなく髪や肌、爪などを作るのに必要な栄養素なので、大豆イソフラボンとたんぱく質を含むソイプロテインは美容に気を遣う方にぴったりなんです。
腹持ちが良い
ソイプロテインは消化吸収に時間がかかるため、腹持ちが良く空腹を感じにくいです。
食欲を抑えることができるので、ダイエット中の間食にも向いていますよ！
ソイプロテインのデメリット
ソイプロテインには次のようなデメリットがあります！
- 筋肉を増強したい方には向かない
- 水に溶けにくい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
筋肉を増強したい方には向かない
ソイプロテインは大豆由来の植物性たんぱく質を含んでいるので、他のプロテインと比べると、筋肉増強に効果のあるアミノ酸の保有量が少なめ。
消化吸収のスピードがゆっくりという特徴もあるため、トレーニング後に摂るプロテインとしても向いていません。
筋肉を増強したい方には、ソイプロテインよりも牛乳由来のホエイプロテインの方がおすすめです。
水に溶けにくい
ソイプロテインは水に溶けにくいため、ダマになったり粉っぽさが残ってしまったりして「飲みにくい」と感じる方も。
シェーカーにプロテイン→液体の順に入れて、しっかり混ぜて溶かすのがおすすめです。
次の記事では、マイプロテインのソイプロテインの味についてご紹介しています。興味のある方はチェックしてみてくださいね。
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まとめ
今回は「女性にソイプロテインは絶対ダメ」と言われる理由や、ソイプロテインのメリット＆デメリットについてご紹介してきました。
✕ 女性にソイプロテインは絶対ダメ
〇 ソイプロテインの過剰摂取はダメ
ソイプロテインに含まれている大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと化学構造が似ているので、過剰に摂取することでホルモンバランスが崩れる可能性があります。
もちろん飲みすぎなければ問題ありません！
ソイプロテインはホルモンバランスを整え、美容やダイエットにも効果が期待できるので、女性にもおすすめのプロテインです。
ソイプロテインのメリットやデメリットをチェックして、自分に合ったプロテインを選んでくださいね。
