- 岐阜って住みやすい?
- 岐阜に移住しようかな?
- 岐阜に住むメリットとデメリットを知りたい
近頃、都会から地方への移住者が増えています。
在宅ワークが普及し、ネット環境さえあれば仕事ができるといった影響によるものです。
今回は岐阜への移住を考えていらっしゃる方の為にメリットとデメリットをお伝えします。
また、実際に県外からの岐阜へ移住した筆者の体験談も記載していますので参考にして下さい♪
岐阜県ってどんな所?
上の地図にもある通り岐阜県は内陸の海に面していない県です。
全国の人口が多いランキングでは第17位にランクインし、200万人弱の人々が岐阜県で生活をしています。(2021年3月現在)
岐阜県南部は名古屋へのアクセスもしやすく、岐阜から愛知へ通勤、通学をする人も多くいらっしゃいます。
また、「岐阜と言えば山」と思う方も多いのではないでしょうか?
その通り、森林面積の多さでは全国5位に入っており、岐阜は山がとても多い県でもあります。
都道府県 | 森林面積(ha) | |
1位 | 北海道 | 5,538,447 |
2位 | 岩手県 | 1,171,446 |
3位 | 長野県 | 1,068,636 |
4位 | 福島県 | 973,834 |
5位 | 岐阜県 | 861,978 |
平成29年3月現在
岐阜県は「都会」と「自然」両方へのアクセスが便利な県ということが分かりましたね。
では次に一般的によく聞く、岐阜移住のメリットとデメリットを紹介していきます。
移住のメリット
自然が多い
先ほどもお伝えしましたが、岐阜は山がとても多いです。
そして、岐阜には日本三大清流のひとつである長良川があります。
他にも木曽川や飛騨川と言った有名な川がたくさんあり、夏場は川遊びが盛んです。
岐阜の山々から流れ出る川水は冷たく気持ちが良いものです。
山や川といった自然が多く、アウトドア好きにはおすすめの県となっています。
スキー場が多い
岐阜のスキー場は全国で4番目に多いです。
西日本最大級の広さを誇る高鷲スノーパークには関西方面から大勢のスキー客がやって来ます。
また、全国で1番スキー場の多い長野県が隣にあることもあり、岐阜に住めばスキー場選びに困ることはありません。
ほどよく都会に近い
岐阜の隣には愛知があり、岐阜南部の地域であれば電車1本で簡単に名古屋へ行くことができます。
特に岐阜市から名古屋市までは電車で20分で到着でき、通勤や通学に便利です。
高山市などの北部地域からも電車を使用すれば名古屋へ行くことができますが、乗り換えが必要となってきます。
電車で手軽に名古屋へ行きたい方は岐阜県南部がおすすめです♪
移住のデメリット
空港が無い
岐阜県に空港は無く、最寄りの空港は県営名古屋空港(愛知県西春日井郡豊山町)、もしくはセントレア中部国際空港(愛知県常滑市)です。
名古屋空港は国内路線のみとなり、海外へ行く場合はセントレアを利用します。
国内路線の数も多いセントレアは愛知の端の方にある為、空港が近くにあった方が良いと言う方には岐阜は少し不便です。
岐阜県南部からは高速道路を使うと1時間半前後で到着ができますが、北部になると3時間もかかってしまいます。
海が無い
夏になったら海水浴!
他にも釣りやスキューバダイビングなどの趣味を持つ方も多いでしょう。
海に行く場合は愛知、富山、石川など県をまたがなければなりません。
日帰りでマリンスポーツを楽しむには少し不便な県となります。
移住者の体験談
私はこれまで大分、福岡、滋賀、岐阜で暮らした経験があります。
ここでは岐阜在住歴4年目の私の目線から感じた岐阜移住のメリット、デメリットをお伝えします。
岐阜移住で感じたメリット
乳幼児医療費助成制度(子育て支援)
岐阜県では全ての市町村で義務教育終了までの通院や入院の費用を負担しなくても良いです。(2021年3月現在)
私の地元の県では、所得により子どもの医療費を負担したり、小中学生の医療費は支払わなければならない地域がいくつかあります。
岐阜ではなんと「高校卒業まで無料ですよ。」という地域もあるのです。
- 岐阜県内で高校生の医療費を助成してもらえる市町村
通院・入院費の助成 | 入院費のみの助成 |
・大垣市 | ・美濃市 |
・山県市 | ・本巣市 |
・瑞穂市 | ・大野町 |
・飛騨市 | 計 3の市町村で助成あり |
・郡上市 | |
他 11の町村でも助成有り |
※市町村によっては細かい制度があります。
(2020年4月現在)
これだけ多くの市町村で高校卒業まで通院、入院費の負担がないって凄いんですよ。
ちなみに私の地元では高校卒業まで負担してもらえる市町村はひとつもありません。
岐阜は子育て世帯には嬉しい県ということが分かりましたね。
おしゃれなカフェが多い
岐阜のカフェの多さにはとても驚きました。
古くからある老舗の喫茶店から、若い人が注目するようなおしゃれカフェまで様々です。
岐阜にはモーニング文化があり、早朝からお店が開いています。
私の地元である大分のカフェのオープン時間を調べてみましたが、11時頃から開いているお店がほとんどでした。
岐阜にはおしゃれなカフェが多く、コーヒー好きにはたまりません!
名古屋が近い
名古屋へ行けば、欲しいものはだいたい手に入ります。
- グルメ
- ファッション
- 雑貨
他にも、名古屋へ行けば新幹線に乗れて大阪や東京へも行くことができます。
行先が新幹線の停まる駅付近であれば、名古屋へ簡単に行ける岐阜は利便性が高いと言えます。
岐阜の中でも南部地域が名古屋へアクセスしやすいですよ♪
岐阜移住で感じたデメリット
意外と暑い
私は九州出身なのでよく「夏は暑いでしょ?」と言われていました。
しかし、そんな事はありません。
岐阜には全国で一番暑い、とよく報じられる【多治見市】があります。
最近では多治見市の他にも岐阜市、美濃市なども40℃を上回っており、非常に暑いと感じる事が多いです。
一日の最高気温ランキングの上位を独占したこともあり、岐阜の暑さには驚きました。
岐阜県に住むならここ!
岐阜の中でおすすめの場所は、岐阜県南部にある岐阜市です。
岐阜市がおすすめの理由
- 名古屋まで電車で20分
- 病院が多い
- 路線バスが多い
- 大きい公園が多い
- Uber Eatsなどのデリバリー対応地域である
何と言っても、電車に20分乗れば名古屋へ行けるのは最高ですね。
路線バスの数は多いですが、車は一人一台が基本とされています。
道路は平たんな場所が多いですが、夏の暑さを考えると車は必需品ですね。
まとめ
- 岐阜には自然は多いものの、海は無い
- 手軽に都会へ出れる
- おしゃれなカフェが多い
- 子育て支援が手厚い
- 夏はとても暑い
私の個人的な意見ですが、岐阜移住のデメリットはあまり感じませんでした。
岐阜には海がありませんが、愛知の海へ行っても海水の透明度はそこまで高くはありません。
海が無くても岐阜の綺麗な川は、青くてとてもおすすめですよ♪
暑さが気にならなければ岐阜生活を快適に送れるはずです。