- 世界のおすすめスイーツを知りたい
- 世界の有名なスイーツを知りたい
しかし、日本を出るとおしゃれで可愛い洋菓子の世界が広がっています。
最近では洋菓子文化が日本にも入り、国内でも手軽に海外のスイーツを楽しめるようになりました。
今後、海外旅行へ行った際などにご当地スイーツを食べてみたいと思うことがあるかもしれません。
今回紹介するのは日本でも知られている、世界のおすすめスイーツ25個です。
そのスイーツの歴史なども書いていますので、写真と一緒に楽しみながらご覧ください。
世界のおすすめスイーツ25選!
1.アップルパイ(アメリカ)
アップルパイとは砂糖で煮たリンゴをパイ生地の中に入れ、オーブンで焼いたスイーツです。
アップルパイはアメリカ発祥となっていますが、各国でも食べられています。
オーストラリアにはアプフェルシュトゥルーデルと呼ばれるアップルパイに似たスイーツがあります。
しかし円形ではなく、例えるならばマクドナルドのホットアップルパイです。
アプフェルシュトゥルーデルはアイスクリームなどを添えて楽しむスイーツですが、アップルパイはそのままカットして食べます。
2.カップケーキ(アメリカ)
カップケーキの歴史は19世紀、今から200年以上昔。
1828年に出版されたイライザ・レスリーのレシピ本に【カップケーキ】の文字を確認することができました。
しかし、1796年にアメリア・シモンズが出したレシピ本にも【小さなカップで焼かれたケーキ】という文面があり、歴史はとても古いという事を感じます。
カップケーキは一般的に小麦粉、バター、卵、砂糖などを混ぜ合わせたものをカップに流し込みオーブンで焼けば完成です。
子どものお祝い事でも頻繁に登場するカップケーキは、チョコチップやクリームを追加するなど見た目も華やかなものが増えています♪
3.ドーナツ(アメリカ)
日本でも有名なミスタードーナツ、クリスピー・クリーム・ドーナツはアメリカ発祥のお店です。
ドーナツで有名なアメリカですが、調べてみるとドーナツが誕生したのはオランダという事がわかりました。
オリークックはベルギーやオランダで食べられていたドーナツに似たお菓子、オリーボーレンに似ている事からそう呼ばれていました。
アメリカはとにかくドーナツが大好き!
アメリカのコンビニではカラフルなドーナツを置いてあり、手軽に買う事ができますよ♪
4.バナナブレッド(アメリカ)
このバナナブレッド、日本ではバナナケーキとして普及しています。
歴史は浅く、1930年頃から始まったアメリカ発祥の食べ物です。
名前の通りブレッド⇒パンの一種ではありますが、レーズンやブルーベリー、チョコチップなど好きな物を加えることで豪華なバナナブレッドが完成します。
肝心のバナナが使われている場所ですが、バナナはつぶして小麦粉や卵と一緒に混ぜてしまいます。
こうする事でバナナ風味のスイーツが完成するのです。
5.マカロン(フランス)
マカロンはパリにある【LADUREE(ラドュレ)】というお店が発祥のフランススイーツです。
しかし発祥地には諸説あり、イタリアではないか?との声も上がっています。
マカロンには様々な種類がありますが、一般的に私達の知るマカロンは「パリ風マカロン」の事を言い、ラドュレはこれを誕生させたお店です。
卵白、砂糖を混ぜ合わせ円形状にし焼き、最後にジャムやクリームを挟めば出来上がり。
色を付ける場合は生地を作る際にお好みの材料(ココアパウダー、食紅)を付け足せば、綺麗に発色しますよ♪
6.クレームブリュレ(フランス)
クレームブリュレはフランス語となっており、クリームブリュレと言う方もいらっしゃいます。
プリンによく似たスイーツで、表面にある砂糖をバーナーで焦がして食べるのが特徴的です。
カスタードを作る際、プリンには牛乳を入れますが、クレームブリュレは卵黄とクリームのみで作り上げます。
そのためプリンよりも、ねっとりとした仕上がりになるのです。
表面を焼くにはバーナーを使用するため、自宅で作るのは少々大変はかもしれません。
7.エクレア(フランス)
エクレアの発祥地については諸説ありますが、今から約200年くらい昔のフランスではないかとされています。
シュークリームの一種ですが、見た目は細長くチョコレートなどのコーティングが特徴的です。
最近では写真のようなカラフルで見た目も美しいエクレアが多く、写真映えもします。
フルーツが乗ったエクレアなどはとても存在感がありあすよ♪
8.ミルフィーユ(フランス)
ミルフィーユとはパイ生地にクリームやフルーツなどの具材を挟んだスイーツです。
ミルフィーユは奥が深く、作り方によっては4種類に分けられます。
- ミルフィーユ・ロン
- ミルフィーユ・グラッセ
- ミルフィーユ・ブラン
- ミルフィーユ・オ・フレーズ
フランス語でミルは「千」、フィーユは「葉」と訳されるため、千枚の葉を持つスイーツと言う意味があります。
パイ生地を使ったお菓子にピッタリのネーミングですね。
9.シュークリーム(フランス)
シュークリームと言うのは日本のみで、正式には「シュー・ア・ラ・クレーム」と言います。
ちなみに英語ではシュークリームのことを「クリームパフ」と呼ぶため、海外でシュークリームを注文する際は気を付けましょう。
日本のシュークリームと言えば、中にカスタードクリームを入れクリームが見えないものがほとんどです。
しかし、フランスのシュークリームを検索してみると多くは写真のようにクリームが丸見えのものばかり。
また、イチゴなどの果物を挟んだり様々なアレンジ品も多数あることが分かりました♪
10.カヌレ・ド・ボルドー(フランス)
カヌレはラム酒が使われており、外はカリカリで中はしっとりラム酒の香る大人なスイーツ♪
フランス語でCaneléと書き、これは元々フランス語の「cannelure(カヌリュゥ)⇒溝」という意味があります。
その名の通りカヌレには溝のある焼き型で作る、おもしろい形のスイーツです。
ボルドーは人口は約25万人ですが、その街には600ものカヌレ製造会社があるほどカヌレで有名な都市となっています。
また5年前頃から誕生した、コーヒーカヌレも密かにカヌレ好きの間で話題です。
11.クレープ(フランス)
日本でのクレープは一枚の皮にクリームやアイス、フルーツが入ったものを想像できますね。
しかし海外のクレープ、特に発祥であるフランスのクレープは少し違います。
チョコレートやジャムを付けた皮を何枚も重ね、ナイフとフォークでいただくのが主流です。
その通り中心に卵を乗せ食べる料理、ガレットがクレープのベースとなっています。
ガレットもクレープもフランスの北西部ブルターニュ地方が発祥の料理です。
12.シャルロット(フランス)
シャルロットは大きなお皿に乗せ、リボンを巻くことから帽子をイメージして作られたスイーツです。
写真を見ると確かに帽子を被った人が逆さまになっているように見えます。
しかし、食べ物に直でリボンを巻くのには驚きですね。
シャルロットの外側は小麦粉などの材料でできており、中にはババロアやカスタード、フルーツを入れて作ります。
冷やして食べるスイーツとなっている為、常温ですと中のババロアが溶けてしまうので注意が必要です。
13.ジェラート(イタリア)
ジェラートはイタリア発祥のスイーツで、イタリア語でジェラートとは「凍った」という意味を持っています。
ジェラートは果肉や果汁の使用量が多く、アイスクリームよりも低カロリーであることが特徴です。
イタリアンジェラートには一つチェックしておきたいポイントがあります。
ジェラートに生クリームを追加できることです。
以前はイタリアンジェラートの常識として無料で提供されてきましたが、最近ではあらかじめメニューに載せ有料になっている店舗が増えています。
14.ティラミス(イタリア)
ティラミスは表面にココアパウダーを乗せ、コーヒーリキュール入りのスポンジケーキとチーズベースのクリームが交互に重なるスイーツです。
- Tira・・・引っ張って
- mi・・・私を
- su・・・上へ
そのまま訳すと「私を上に引っぱって」ですが、「私を元気づけて」という意味もあります。
私を元気づけて⇒【元気にしてくれるお菓子】がティラミスの名前の由来です。
15.バウムクーヘン(ドイツ)
バウムクーヘンはドーナツのように中心に穴がある、ドイツが本場のスイーツです。
しかし、ドイツでは「食べた事がない」と言う人も多くいる事に驚きました。
バウムクーヘンと言えば写真右上の形が有名ですが、元々の形は中心に置かれている少しイビツな形をしたものです。
1900年初期に誕生し、見た目が縦長だったことから当時は「ピラミッドケーキ」と呼ばれていました。
その後、1919年にドイツ人のカール・ユーハイムによって日本でもバウムクーヘンが食べられるようになったのです。
16.ワッフル(ベルギー)
ワッフルとは小麦粉、牛乳、卵を使用した焼き菓子です。
ベルギーの観光地ではこのようなワッフルの上にたくさんのクリームやフルーツが乗ったベルギーワッフルを見る事ができます。
実はそうではありません。
18世紀頃のギリシャが発祥ではないかという情報が有力になっています。
その後ヨーロッパ各地に広がり、ベルギーのリエージュで生まれたワッフルが【ベルギーワッフル】と呼ばれ世界中で親しまれるようになりました。
17.スコーン(イギリス)
日本ではスターバックスにあるチョコレートスコーンが有名ですね。
このスコーン、元はイギリス北部のスコットランド地方で生まれたパンなのです。
実はスコーンにはイギリスタイプとアメリカタイプの2種類があります。
私達がよく知る、スコーンはなんとアメリカタイプ。
イギリスのスコーンの特徴は丸型で甘さ控えめなため、ジャムやクリームを付けて食べるようになっています。
18.ショートケーキ(イギリス)
日本でお馴染みのショートケーキはスポンジに生クリームとイチゴが定番のスイーツですね。
日本のショートケーキは不二家の創業者がアメリカで見た物ケーキをアレンジしたことが始まりとなっています。
実はこのアメリカ流のクリームとイチゴをビスケットで挟む作り方はイギリス由来なのです。
アメリカやイギリスでもスポンジを使うイチゴケーキは存在しますが、彼らは「レイヤーケーキ」と呼んでいます。
日本のショートケーキのモデルとなったビスケットケーキ、食べてみたいものですね♪
19.ザッハトルテ(オーストリア)
ザッハトルテはオーストリア人の料理人フランツ・ザッハーにより誕生したチョコレートケーキです。
このザッハトルテはフランツ・ザッハーが見習い年目の16歳の時に誕生させたたケーキなのです。
ザッハトルテには普通のチョコレートケーキとの決定的な違いがあります。
それはスポンジの間にあんずジャムが塗り込まれていることです。
この甘酸っぱいジャムと添えられたホイップクリーム、濃厚なチョコの味わいがザッハトルテ最大の魅力となります。
20.ロールケーキ(スイス)
たっぷりの生クリームがスポンジで巻かれたロールケーキ、美味しいですよね♪
スポンジにロールケーキの歴史はハッキリとしていませんが、その中でも有名なのはスイスの説です。
1900年前頃、スイスの肉料理「Roulade(ルーラード)」をモデルとしたスイスロールと呼ばれるスイーツがありました。
ロールケーキはこのスイスロールが起源ではないかと言われています。
元は肉料理のルーラードですが現在では「Roulade」とSNSで検索すればたくさんのロールケーキが表示されます♪
21.チュロス(スペイン)
現在では世界のあちこちで見かけるチュロスですが、発祥にはスペイン説とポルトガル説があります。
しかし、チュロスの起源は中国の揚げパンである事がわかっており、スペインの世界進出時に中国から伝わったという説が有力です。
チュロスの形には棒状のものやU字型、渦巻きのものなど様々あります。
日本では棒状のチュロスを映画館やテーマパークでよく見かけますね。
海外のチュロスにも日本と同様でシナモンやチョコレート味があり、とても美味しいですよ♪
22.トルコアイス(トルコ)
のびるアイスとして有名なトルコアイスの正式名称は【ドンドゥルマ】と言います。
日本のトルコアイス、このドンドゥルマは全く別の材料で作られているのです。
ドンドゥルマは砂糖、羊乳、サレップと呼ばれる植物の一種が材料となっています。
一般的な味はミルク、バニラですがコーヒーやチョコレートの物もあります。
観光地ではこのアイスを使ったパフォーマンス販売が有名なので良かったら下記のリンクから視聴してみて下さいね。
23.バスブーサ(トルコ)
トルコが発祥のバスブーサはトルコを含む中東で人気のスイーツです。
材料にはセモリナと呼ばれる小麦、もしくは穀物をシロップに漬け込みオーブンで焼きます。
バスブーサはイスラム教徒の伝統行事【ラマダン】の時期によく食べられています。
ラマダンでは一ヶ月の断食を行いますが、日が沈めば好きなものを食べる事ができる習慣です。
バスブーサはとても甘く断食期間の日没後、人々はこの甘いスイーツを食べてラマダンを乗り越えています。
24.パヴロヴァ(オーストラリア)
オーストラリア、またはニュージーランドが発祥とされるパヴロヴァは南半球で夏に行われるクリスマスケーキとしても大変人気。
焼いたメレンゲの上にホイップクリームを重ね付けし、その上にベリーなどのフルーツを乗せて食べます。
写真のように綺麗な形で作られる物もあれば、形にとらわれない斬新なパヴロヴァも存在します。
そしてパヴロヴァという名の由来はロシアのバレリーナ「 アンナ・パヴロヴァ」です。
アンナが滞在先で注文したスイーツが後に、パヴロヴァと名付けられたと言われていますが真相は未だ謎に包まれています。
25.ヤックァ(韓国)
ヤックァは韓国の伝統的なお菓子です。
小麦粉にごま油、ハチミツ、砂糖、水飴、焼酎を混ぜ合わせながら生地を作ります。
完成した生地を菓子型などでくり抜き、油で揚げれば完成です。
韓国では家庭でも日常的に作られており、スーパーでも買う事ができます。
韓国へ行った際は食べてみたいお菓子ですね。
一度は食べたい世界のオモシロスイーツ
たい焼きNYC
日本では当たり前のように食べられているたい焼き。
アメリカにはこれをアレンジしたスイーツがあるのをご存知でしょうか?
口の開いたたい焼きにたっぷりと入ったソフトクリーム♪
このお店は現在アメリカで6店舗が展開されており、日本でのオープンを密かに期待しています♪
まとめ
世界で有名なスイーツは主にヨーロッパのものが多いと感じました。
その中でも特にフランスはスイーツ大国と呼ばれているだけに有名なスイーツがたくさんあります。
私が食べた中でおすすめだと思ったものは、ベルギーのワッフルです。
見た目も美しく、お店ではお客さんの前で焼いてくれるので、熱々出来立てのワッフルを食べる事ができますよ♪
機会がありましたら、実際に現地でご当地スイーツを食べてみて下さいね。