「水と踊りの城下町」として、季節を問わず観光客から人気を集める郡上八幡。
今日はあいにくの雨模様だけど、名水百選の第1号に指定された「宗祇水」には多くの人が訪れている。
その祠すぐそばにある「お抹茶処 宗祇庵」
古民家をリノベーションし、2017年の春にオープンした話題の和カフェ。
入口に入る直前、ちょっと目線を左に向けると…。
宗祇水に降りて行ける階段が!すごく貴重なロケーションに期待も高まる。
お抹茶処 宗祇庵/郡上市
店内の様子
お店へ階段をゆっくり上がると、まるで老舗のお店のような風格。
「宗祇水」を眼下に望めるお座敷へ。
かすかに漂うお茶の香りが、なんとも心地よい。
茶香炉が置いてあったのね。いい香り!
美しく整えられたお庭は、先ほどまでの雨でしっとり。
苔が輝いていて「雨のお出かけもいいものね」なんて、珍しいことを思ったり。
センスのいい床の間のしつらえ、照明の使い方、空間の取り方。
どこをとってもやりすぎることなく、自然体で美しい。
半個室、椅子席のスペースもあるのね。
大正ロマンを思わせるインテリアも、またステキ。
メニュー
さて、メニューを拝見しつつ、実はすでに心は決まっているのです!
Instagramで何度も目にしたスペシャルなパフェ。
郡上踊りのシルエットがあしらわれて、見ているだけで心躍る「宗祇庵パフェ」を食べるために、足を運んだと言っても過言ではない。
むむむ。水まんじゅうもカワイイなぁ。
いただきます!
席に戻り、のんびりくつろいでいると、まずは岐阜県発祥の夏の銘菓「水ようかん」が登場。
きな粉が配されたお皿の真ん中に、つやつやぷるるん。
さっそく黒文字を持って…。
意外にしっかりとした弾力。
こしあんの滑らかさと優しい甘みが、とっても上品。
2口目は、「水まんじゅう」にきな粉をつけて頂いてみる。普通は、きな粉ってつけないよね?岐阜の人にとっては、よくあることなのかしら?私は初めて…。
…おいしい!少し香ばしさが加わって、瑞々しさが際立った気がする。
食べ終わったタイミングで、「宗祇庵パフェ」が到着!
想像通りだけど、「うわぁ♪」と言ってしまう。
抹茶アートもステキだけど、きらきらゼリーが美しい。
お抹茶を頂いて、口の中を改める。
苦みの少ないまろやかな味で、とっても飲みやすい。
量もたっぷりなのが、嬉しい限り。
えへへ。こういう演出って、嬉しいのよね。
「うわぁー。もったいない!」とか言うくせに、早く食べたくて仕方ない。
表面の濃厚生クリームは、ミルキーでまったり甘い。
白玉団子やあんこ、濃厚な抹茶アイス、抹茶プリンなど、内容盛りだくさん。
特に、爽やかなほうじ茶ゼリーが、全体の甘さを緩和。
しっかり甘いけど、最後までおいしく頂けるのが、人気の秘密かな。
まとめ
この立地、この建物、この景色。
それだけでも贅沢なのに、見た目もかわいいスイーツを、ゆっくり味わえるなんて。
これ以上の喜びはないわね。
季節限定の甘味も登場するようなので、引き続きチェックしないと!
ふぅ。おいしかった。極楽。極楽。
今回は観光途中に立ち寄ったのだけど、本当はゆったりのんびり過ごせると、もっといいのかもね。
大人だけの特別な空間、とってもおすすめです!
お店の詳細
店 名:お抹茶処 宗祇庵(そうぎあん)
住 所:岐阜県郡上市八幡町本町862-10
駐車場:無し
URL:詳細はこちら(Instagram)