2019年4月にオープンし、独自の路線でじわじわと存在感を放つカフェ。
犬山城家老の別宅を移築したという、歴史ある建物。
そよ風にはためく暖簾をくぐり、お庭を眺める。
秋になったら、どんな風景になるのだろう?
エントランスまでの道程が、より期待を膨らませる。
10歳未満の子どもは、喫茶室を利用できないので、ご注意を。
喫茶室 山脈/各務原市
店内の様子
天井が抜かれ、和と洋が調和した開放的な空間。
コーヒー豆やドリップバッグ、アイスコーヒーをはじめ、こだわりの道具やオリジナルトートの販売もあります。
レジカウンターの横には、多くの人を虜にするモンブラン。
自家焙煎のマシンって、ちょっと憧れちゃいますよね。
「どんなコーヒーに出合えるかな?」と、ドキドキします。
「標高の高いところで育った良質な豆で淹れたコーヒーと山のかたちを模したモンブランを楽しめるお店」と謳う同店。
ブレンドコーヒーが有名ですが、もちろんストレートも楽しめますよ。
ケーキとドリンクは、テイクアウトOK!
外観の和の雰囲気とは違う、シックなインテリア。
デザインの異なるチェアが並ぶカウンター席。
クラシカルで、どことなくヨーロピアンな雰囲気も。
陽光を感じ、お庭を愛でる。上品な気持ちになりますよね。
メニュー
標高の高さで表現するブレンドコーヒーは、3種類。
1合目は深煎り、2合目は中煎り、3合目は浅煎りと、それぞれの味わいが楽しめます。
そのほか、こだわりの茶葉を使う和紅茶や緑茶も。
ラテやココア、りんごジュース、クリームソーダもありますよ。
お目当てのモンブランは、定番が2種。
季節のモンブランも、気になるところ。
記念日ランチのような価格だけど…と思ったら、ドリンクが2つ…ふたりでシェアするメニューなのね。
自慢のモンブランを食べ比べできるなんて!最高ですね。
ドリンク代に+料金で、モーニングもあります!
~13時までなので、モーニングセットとモンブランで、ランチの代わりにしてもいいですね。
メニューに説明書きはありましたが…本物を見て選びたいな。
「山脈モンブラン」は、和風な装い。
岐阜県産の和栗と抹茶の焼き菓子で構成。
「栗と珈琲のモンブラン」は、エスプレッソとブランデーが香る大人なタルト。
ラム酒を利かせたフランス産の栗クリームで、ふんわり仕上げたモンブラン。
お邪魔した日の季節のモンブランは、「ブルーベリーチョコレートのタルトモンブラン」。
季節に応じて、工夫をこらしたモンブランが登場するので、見逃せないんですよね。
いただきます!
「山脈モンブラン」とコーヒーは「三合目」。
…絵になる。
とても…絵になる。
すごく…絵になる。
まずはコーヒーを一口。
浅煎り「三合目」は、すごく軽い口当たり。
メニューには「紅茶が好きな方にも」って書いてあったけど、ほうじ茶や麦茶のような趣もあり、がっつり珈琲好きですが、私は大好きな仕上がりでした。
山頂には、渋皮煮と甘露煮の両方が鎮座する「山脈モンブラン」。
基礎部分は、抹茶のダックワーズ。
ふんわりクリームの中には、大粒の栗がゴロリと入っています!
栗の風味を楽しみたいなら、オススメです!
まとめ
ほんの小一時間だけど、いつ来ても「特別な時間」を過ごせます。
メニューの種類は限られているのに人気があるのは、そういう空気感に魅了される人が多いからかもしれません。
歴史ある建物に芽吹いた新しい感性。
「ようこそ、山脈へ」と出迎えてくれるスタッフの笑顔。
自家焙煎のコーヒーと、山脈をかたどったモンブランのおいしさ。
また、そのうちお邪魔しますね。
ちなみに、同店の駐車場は砂利敷きの部分のみなので、ご注意を。
お店の詳細
店 名:喫茶室 山脈
住 所:岐阜県各務原市鵜沼三ツ池町2-205
駐車場:あり(建物北側の砂利部分)
URL:詳細はこちら(公式サイト)