伊奈波神社への参道に交わる一歩通行の道。
シックな色合いの和風の木塀。
「左岸」と書かれた看板に、コーヒーカップが楽しげに踊る。
木塀の中は広々とした駐車場。
平日の午後、ちょっと一休みしていこうかな。
小さな看板に矢印。木塀の間を進むと…。
手入れの行き届いた日本庭園。
正面に見える立派な建物へ。
珈琲茶館 左岸/岐阜市
店内の様子
趣のある建物は、築130年以上のの木造家屋をリノベーションしたものなんだとか。
大きな窓からは、先ほどの日本庭園が美しく見えます。
実は、老舗料亭の宴会場だった家屋を、カフェとして利用。
店内は、かなり広く開放的。
和と洋の調和のとれたインテリアで、どことなく大人な空間。
窓際、壁際に目を凝らすと…。
ステキなアクセサリーが、たくさんディスプレイされています。
天然石を使ったアクセサリーを手掛ける優しそうな女性が、同カフェのオーナー。
さらに、オーナーの息子さんも、ジュエリーブランドを立ち上げ第一線で活躍中なんです。
その息子さんの作品が並ぶ、ギャラリースペース。
他とはちょっと違う精密なデザインと、美しい仕上がりのジュエリーにうっとり…。
…でも、ここは冷静に。
一息つくためにお邪魔したのを、忘れるところでした。
メニュー
以前はお料理も頂けたのですが、今は飲み物とデザート、軽食のみ。
オシャレなネーミングのブレンドコーヒー。
アレンジコーヒーもいろいろあります。
選べる紅茶、ココア、そして煎茶と和菓子のセットも!
搾りたてのフレッシュジュース、柚子ティー、ジンジャーエール、コーヒーフロートなど、どこかこだわりを感じるラインナップ。
アイスクリームやパフェもありますが、何と言ってもホームメイドケーキが気になりますよね!
甘いものが苦手なら、イングリッシュマフィンなどもあります。
いただきます!
湿気を帯びた初夏の気候には…「ミステール」と名付けられたコーヒーをオーダー。
柔らかな酸味と軽い口あたりのコーヒー。我ながらナイスチョイスです。
窓の外を眺めて、ステキなティータイムのはじまり、はじまり♪
周囲を見渡すと、コーヒーカップの種類はいろいろあるようで…。
このカップは…Richard Ginori?お皿はMINTONですね。
向こう座るの女性に出された器は、RAYNAUD?
あ!あの特徴的なハンドルはWedgwood!
歴史の趣が漂う美空間に、魅惑のジュエリー、世界で愛される食器の数々。
まさに、大人の一息にふさわしいカフェですね。
オーナーお手製のシフォンケーキは、軽くきめ細やかなクリームでお化粧されて登場!
甘すぎず、頼りなくもない、おいしいシフォンケーキ。
ふふふ。幸せです。
まとめ
息子さんの手掛けるジュエリーブランド「マルテロドーロ」のパンフレットを拝見。
彫金の体験工房としても利用できるみたいですよ。
途中リニューアルはしましたが、開店して32年。
岐阜駅からも便利な立地にある、大人の隠れ家。
四季折々の風情を楽しめるお庭を眺め、目もお腹もしっかり保養できますよ。
お店の詳細
店 名:珈琲茶館 左岸
住 所:岐阜県岐阜市松屋町1
駐車場:あり
URL:詳細はこちら(食べログ)