1923年に菓子製造に従事した初代から、脈々と受け継がれる老舗の味。
「スーパーセンター トライアル 安八店」から北西へ。
大明神 交差点にある「尾張屋本店 安八店」は、長く愛される地元の味として有名なんですが…。
最近は「ケーキ大福」が「ふるさと納税 返礼品」に登録されるなど、新しい味にも注目が集まっています。
尾張屋本店 安八店|安八郡安八町
店内の様子
「尾張屋本店 安八店」は、直売所として1986年にオープンしました。
本店は大垣にあるのですが、駐車場があるので、こちらに訪れる人の方が多いのだそう。
昔ながらの和菓子屋さんといった風情ですが、接客はフレンドリーな雰囲気です。
バラ売り和菓子も揃っているので、気軽にお邪魔できますね。
メニュー
「ゆっくりご覧くださいね」とお店の方。
お祝い事のお菓子として、三世代で利用しているお客さんもいるんですって。
秘かにファンの多いブランデーケーキ。
蒸しパンでクリームをサンドした「どらちゃん」は、ふんわり優しい食感。
素朴な甘さが人気の「ほっこいも」。
見た目もパッケージも、ミニチュア焼いもでカワイイ!
「縁菓 むすび」は、安八百梅園に由来する梅を使ったお菓子なんだそう。
「栗きんとん」「福栗」など、季節の味わいも楽しめます。
蒸しカステラにカスタードクリームが入った「美濃路の月」は、真ん丸でフワフワ。
「冷やし 草餅」とは?
「そのままでも、冷やしてもおいしいよ!」という事なんですって。
ウワサの「ケーキ大福」は、パイン、カフェオレ、まっ茶、チョコトリュフの4種類。
冷凍できるので、遠方に贈ることも出来るんですって!
冷凍できるので、遠方に贈ることも出来るんですって!
いただきます!
おやつ用に購入したのは…
「ケーキ大福」のパインとカフェオレ、「冷やし 草餅」です。
白い紙袋の中は、こんな風にケースごと入れてもらえるので、崩れずに持ち帰ることができました。
「ケーキ大福」は、ほやほややわやわで、ぐっと持つと潰れてしまいます。
冷たい草餅は、個包装になっていましたよ。
小さな草餅。よもぎの香りと、程よい甘さが美味!
柔らかいのに、端切れがよくて、とってもおいしいです。
「ケーキ大福」のパイン。
ちなみに、冷凍状態でいただいてきました。
常温解凍で、夏場なら1時間ほど、冬場なら1.5時間ほど。冷蔵解凍なら、2時間ほどでベストコンディションだということです。
生クリームや卵を使用しているので、要冷蔵です!
外から触っても「この塊がパイナップルだ」と分かるほど、クリームが柔らかいんです。
甘酸っぱさがいい感じで、和菓子というよりケーキっぽい!
どうやって水分でグズグズせずにカタチを保っているのか、謎ですが、おいしかったです。
ふわふわ柔らかな「ケーキ大福」カフェオレ味。
こんなサイズなので、つぶさずに食べられますが…。
これ以上大きかったらカタチが保てないかも?
思わずニッコリしちゃう、柔らかな「ケーキ大福」。人気の理由に納得です。
ちょっと気になった「ほっこいも」と「縁菓 むすび」もお味見!
見た目がおもしろいので、手土産にいいですね。
香ばしい甘さの皮と、しっとりホクホクの薩摩芋あん。
焼き芋に似てるけど、和菓子の上品さもあり、大満足の一品です。
「縁菓 むすび」は、甘酸っぱくてフルーティーな餡がおいしいです。
「お菓子を通して多くの人との縁を広め、縁を育み、縁を深めていただけたら」というお店の想いも、ステキですよね。
まとめ
大正時代から、紆余曲折もありつつ、今に至る老舗の味。
若い人や子どもたちにも受け入れられる新しいお菓子は、どれも魅力的でした。
交差点にあるので、お店に足を運ぶ際は、充分に気を付けてくださいね。
お店の詳細
店 名:尾張屋本店 安八店
住 所:岐阜県安八郡安八町大明神435-1
駐車場:あり
URL:詳細はこちら(公式サイト)