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岐阜和傘とは?歴史や魅力、購入できる販売店、価格について

  • 岐阜和傘ってなに?
  • 岐阜和傘の魅力は?
  • 岐阜和傘を販売している場所は?

岐阜県には「岐阜和傘」というブランド傘があります。

日本には京和傘や金沢和傘もあるよ!

和傘と聞くと何となく紙の素材だったり形をイメージできるのではないでしょうか。

しかし、雨傘なのか日傘なのか少し謎めいた部分も若干あります。

今日は岐阜和傘の歴史や販売している場所、魅力についてを紹介します。

岐阜和傘とは

岐阜和傘の特徴

  • 生産量は全国の9割を占め日本一(参考資料:岐阜の木ネット協議会)
  • 光に照らされ透ける和傘が美しい
  • 竹の骨組を結ぶ「糸かがり」の模様が素晴らしい
岐阜の美しい和傘!

岐阜和傘について今回のは以下の紹介をします。

  • 岐阜和傘の歴史
  • 岐阜和傘の魅力
  • 岐阜和傘の種類
  • 岐阜和傘を買える場所
  • 岐阜和傘の価格
  • 雨傘として使えるか?

岐阜和傘の歴史

ドキュメンタリー番組【明日への扉】公式Youtubeにて岐阜和傘の紹介動画がありました。

この映像を元に歴史を紹介するね♪

まず、岐阜和傘は岐阜市で生まれた伝統工芸品です。

岐阜市の鵜飼観覧船乗り場にはかつて「中川原湊」と呼ばれる川湊(船の停泊所)がありました。

その湊を利用することで、上流から美濃和紙、えごま油、良質な竹が運ばれ岐阜市は和傘作りの原料に恵まれることになります。

特に加納町は江戸時代から続く和傘の産地だよ!

加納の藩主、松平光重が傘職人を現在の兵庫県から呼び寄せた事が岐阜和傘の始まりと言われています。

その後、加納藩主となった永井直陳(ながいなおのぶ)が本格的に和傘製造に力を入れていきました。

永井直陳(ながいなおのぶ)

全盛期には600軒以上もの和傘店が加納の町にあったとも言われているほどです。

現在では全国の和傘生産の9割を岐阜和傘が担っています

岐阜和傘の魅力

岐阜和傘の魅力と言えば光に照らされた時に見る事のできる独特の透明感ある姿

岐阜和傘のライトアップはとても綺麗だよ♪

こちらは2021年1月~2月に岐阜市で行われたイベント。

灯りに照られ、透き通るような美濃和紙が色鮮やかでとても綺麗ですね。

他にも、傘づくりの終盤で行う【糸かがり】が美しく、模様も様々です。

一つ間違うと糸が絡まってしまうため、慣れるまでは大変根気のいる作業となります。

糸の色は傘の和紙に合ったものを使用するよ♪

岐阜和傘を買える場所

これらのお店が岐阜和傘を作っています。

  • 仐日和
  • 高橋和傘店
  • 坂井田永吉本店
  • マルト藤沢商店
  • 平野明博商店
  • 和傘CASA
  • 月夜観堂 中村屋傘店

和傘CASAは傘作りだけではなく、1~6の店舗で製造される傘の販売も行っています。

公式サイトでは傘ごとの特徴などが記載され、とても見やすくておすすめです。

和傘CASAはたくさんの人に岐阜和傘の魅力を伝え、職人と購入者の架け橋となる役目も努めています。

⇒和傘CASAの公式サイト

岐阜和傘で注目された傘の種類

桔梗和傘

こちらは大河ドラマ「麒麟がくる」に登場する明智光秀の家紋である【水色桔梗紋】をイメージして作られた傘です。

内側から明かりを照らすことで、とても見事なグラデーションを楽しめます。

この桔梗和傘は仐日和の職人さんが制作したものです。

こちらの桔梗傘はセレクトショップ和傘CASAで販売やレンタルを行っていますので、気になった方はチェックをしてみて下さいね。

前撮りなどでレンタルすることも可能となっていますよ。

⇒和傘CASAの桔梗傘購入ページ

桜和傘

映画「メリー・ポピンズ」の主演の女優さんへの贈り物として作られた和傘です。

SNSで非常に話題になりました。

表面には3種類の美濃和紙を使用したとても美しい和傘です。

ちなみこの桜傘も和傘CASAで販売を行っております。

⇒和傘CASAの桜和傘購入ページ

岐阜和傘の価格

複数の公式サイトで価格をチェックしてみると安いもので3万円台、高いもので30万円以上する傘がありました。

和傘自体がひとつずつ手づくりされており、非常に手間暇かかるため高級品となっています。

職人の努力が詰まった1本なんだね!

手入れをこまめに行えば15年ほど使用できるため、そう考えると購入を考えても良いかもしれません。

着物のような一品物の感覚ですね。

雨傘として使える?

和紙だからもしかして破けちゃう?

雨の日は使えないと思われる方が多いですが、和傘には防水加工が施されています。

ですので、雨具として使用しても問題ありません。

しかし、日傘専用の物もありますので購入する前に確認をしっかり行いましょう。

まとめ

現在、日本に残る和傘店の多くは岐阜からの部品供給を受けながら製造を続けています。

岐阜無しでは和傘は作れないんだね。

洋傘が普及したことで和傘の生産も減少し、職人も減ってしまいました。

しかし、和傘の代表とも言える岐阜和傘がいつまでも絶えることなく、これからも続いていくといいなと期待しています。

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すも太郎

当サイトの案内人。 甘いもの、スイーツ大好き。 岐阜の美味しいお店を回っています。 岐阜のグルメを中心に情報をお届けします。

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