道の駅「星のふるさと ふじはし」を越えて、国道303号線を車で3分程走ると…。
赤い屋根のレトロな建物が、今日の目的地「cafe notari」。
お店を少し通り過ぎ、「山路荘」の横の道を入ると駐車場。
控えめに立つ看板を確認して、お店へ。
雰囲気のある木造の店舗は、郵便局として使われていた建物をリノベーションしたんだとか。
cafe notari(カフェ ノタリ)/揖斐郡揖斐郡町
店内の様子
お昼前にお店へ。
食事の提供はないので、先客なしという絶好のタイミング。
セルフサービスのお水を汲むだけで、絵になる空間。
こだわりの雑貨を扱うショップ「トナリ」は、カフェスペースのお隣。
自然な風合いを残した手仕事の品々が並んでいて、オーナーのセンスが垣間見られる。
メニュー
入店するなり「ランチはありませんが…」と言われ、ちょっと面食らう。たしかに調度、ランチタイム。
伺うと、少し前までランチもやってみえたようです。
キャロットケーキ、煮りんごのチーズケーキ、栗の焼きタルト…。
素材の名前がついたケーキ。どれも、おいしそう!
飲み物は、G1ブレンド…?
質問してみると、この建物の所有者の方のお名前を冠しているだけで、味には関係ないんですって。
ちなみに、珈琲は定評のある山田珈琲の豆を使用。
今だけ!青ゆずネードもおいしそうね。
紅茶の種類も豊富!
メニューの最後のページに、なにやらいろいろ注意書き。
店内の撮影は、よくないそう…残念。
いただきます!
お一人でやられているので、のんびり待つ。
しばらくすると、G1ブレンドと青ゆずネードが到着!
小さなメレンゲのお茶菓子も。ころんとカワイイ!
ケーキが運ばれてきました。まるで絵画のような空間。
シンプルな器に、シンプルなケーキ。
口に入れるとしゅわっととけるメレンゲ菓子は、ほんのりコーヒーフレーバーでした。
いい香り。まろやかで優しい味わい。
甘み控えめのキャロットケーキは、チーズクリームの酸味と好相性。
食感を残した仕上がりで、いい意味で田舎っぽい味わい。
栗の焼きタルトは、栗の大きな栗がごろごろカワイイ。
甘みはかなり控えめで、サクサクのタルトと栗の芳ばしい香りが美味!
ホイップをつけると、ふんわり甘くて、より幸せな気分。
のーんびり食す。ゆったり過ごす。
午後になり、お客さんが入り始めたので、そろそろ席を立とうかな。
まとめ
与謝蕪村の「春の海 ひねもすのたり のたりかな」の「のたり」 から、お店の名前は決めたんだそう。
「ひねもす」は「一日中」、「のたり」は「ゆったりとしとした様子」と、遠い過去に習ったかな…。
物静かなオーナーの感性と、悠久の時の流れが刻まれた古い建物。
丁寧に作られたおやつとともに、ゆったりと味わえましたよ。
お店の詳細
店 名:cafe notari(カフェ ノタリ)
住 所:岐阜県揖斐郡揖斐川町東横山650-4
駐車場:有り(店舗前1台と「山路荘」の隣の空き地)
備 考:臨時休業あり、HPで確認を
URL:詳細はこちら(公式ホームページ)