広告 恵那市

恵那のピザ屋|家庭的で本格派!ピザがつなぐ笑顔の連鎖

東農の食べ歩きグルメと言えば「五平餅」。

とくに2018年は、朝の連ドラの影響で恵那の「五平餅」に注目が集まっていますね。

そんな時、恵那に住む友だちから「恵那には、五平ピザもあるんだよ」という情報が!

恵那のピザ屋

恵那駅から徒歩圏内、川のほとりに佇む一軒のお店。

「ピザ屋」と小さく書かれた看板を確認し、駐車場を探す。

道路の向かいに、駐車場を発見。

車を停めて、再度お店へ。

アットホームな雰囲気の店構え。

恵那のピザ屋/恵那市

店内の様子

中に入ると、オーナーらしき女性が笑顔で迎えてくれたのだけど、すぐに「ちょっとお時間かかりますけど…大丈夫ですか?ピザをお出しするまでに30分はかかると思うんですけど」申し訳なさそうに言う。

「大丈夫ですよ」と答えると、「どうぞお好きなところに座ってくださいね」朗らかな声とはうらはらに、なんだかすごく忙しそう。

「カウンター席のみ?」と思ったら、奥にテーブルのある小部屋が…。

6名用のテーブルと窓際のカウンターは5名、入口のカウンターには4名という、なんともコンパクトなお店。

「ごめんなさいね。ひとりでやっているので、全部セルフサービスなんです。メニューもテーブルにあるので、どうぞ!セットもありますよ。ほんの少しですがデザートも付きます」とオーナー。

…なるほどね!おひとりで切り盛りしてるから、キッチンから出られないのね。他にスタッフがいないもの。

読みごたえのありそうな本やら、絵本まで。

メニュー

とにかくメニューを決めないと!

1200円のセットメニューがあるのね。ピザかパスタに、寒天と手作りあずきのソフトクリーム、手作りケーキ、ハーブサラダ、ドリンクもつくの?これは盛りだくさんね。

たくさんの種類があるけど、とりあえず「五平ピザ」を食べてみたい。

テーブルにオーダー用のメモがあり、記入してカウンターへ。

「すみませんねぇ。なにもかもセルフサービスで」とオーナー。

「いえいえ。メニューに『22年目で大きなオーブンが壊れてしました…』って書いてありましたね」と、ちょっと話しかけてみる。

「そうなんですよ。業務用のオーブンが壊れちゃって…。

その頃はスタッフいたので、もっとサービスもできたんですけど。

今はこのピザ専用の釜で焼いているので、一気にたくさん提供できなくなってしまって」と、申し訳なさそうに、かと言ってひと時も作業を止めずに話してくださった。

「こんなに小さいけど、400度以上になって、セラミックプレートのお陰で石窯と同じように焼けるんですよ。焼き上がりがおいしくて、お気に入りです」とキッチン奥のピザ釜を見てくださった。

「本当にコンパクトでしょ。ひとりで生地をこねてね。これがなかなの重労働なんだけど。それからトッピングの仕込みして、営業中は戦争のよう…。だけど、みなさんが『おいしい!』って言ってくださるのが嬉しくて」と、にっこり笑顔を向けてくださった。

お忙しいところ長話しも申し訳ないので、「私、急いでいないので…」と伝えて、席に戻る。

「本や雑誌もあるので、どうぞー」と言いつつ、ピザが焼けたようで釜を開ける。

おいしそう…っ!これは楽しみね。

オーナーがいそいそと出てきて、使用済みの食器を近くのシェルフへ。

「洗っている時間がないのでね」と笑いながら、テーブルをアルコール消毒。

「今から焼きますので、もう少しお待ちくださいね。焼き始めたら、すぐですので」。

いただきます!

本当にすぐ!きたよ!甘辛い日本の香り!ほっかほか!

「小さいけど手作りのシフォンケーキね」とデザートも。

サラダもついて、セットのコスパすごい♪

ピザカッターでカットして、「いっただきまぁす!」とかぶりつく。

ナッツがこりこり、笑っちゃうほど五平餅!

これはヤミツキになる味だわぁ。

塩気のあるチーズとの相性もバツグンで、「これから五平餅を買ったら、チーズのっけた方がいいんじゃない?」なんて考える。

テーブルに置いてあるスパイスも、また合う!

生地は、不思議なほど内部がふんわりで端っこがカリっとしている。

これが重労働なピザ生地作りの賜物ね。

「待ってでも食べたい」って思わせるピザなんだね。

なんだかガツガツ食べてしまった…あと引く味なんだもの。

はぁ、満足だわ。

まだデザートがあるけどね!

ふんわり家庭的な味が、また嬉しい。

大事に食べていたら…。

忘れてた!恵那の特産…寒天と手作りあずきのソフトクリーム。

信州北白樺高原の牧場から直送のソフトクリームは、濃厚なのにさっぱり。手作りの小豆はふっくら粒の食感がおいしくて。

お腹いっぱいだけど、つるんと頂きました。

おいしかった!

いつの間にか、次のお客さんが入ってきてた。

カウンターの中では、ただただ忙しそうに動きまわる愛嬌のあるオーナーの姿。

まとめ

味は本格的だけど、お店全体の雰囲気は家庭的。

オーナーの人柄?ピザの味?

お客さんもみんな協力的で、食べ終わった食器を自分で片づけている。

私もささっと片づけて、立ち上がる。

朗らかな声で「ご満足いただけました?お時間かかって、ごめんなさないね」。

「いいえ。こちらは時間がかかっても、また来たくなるお店なんだって、よく分かりました」と、私も笑顔で退店。

いろんなお店があるものね。

また一つ、いいお店に出合えました!

お店の詳細

店 名:恵那のピザ屋
住 所:岐阜県恵那市大井町646-7
駐車場:有り
URL:詳細はこちら(食べログ)

アクセス

-恵那市