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骨伝導イヤホンの危険性をチェック!体に悪いって本当?メリット&デメリットも解説

  • 骨伝導イヤホンは骨や脳に影響がある?
  • どんなデメリットがあるの?

耳の周辺の骨の振動によって、音を伝える骨伝導イヤホン。

「骨伝導」という言葉や、骨が振動するという仕組みを聞くと、なんだかちょっと体に悪そうな気がしますよね。

骨伝導イヤホンは骨や脳などの体への影響や、危険性はないのでしょうか?

この記事では、骨伝導イヤホンの危険性についてご紹介していきます!

メリットやデメリットもあわせてお伝えしていきますので、「骨伝導イヤホンが気になる」という方はぜひチェックしていってくださいね。

骨伝導イヤホンは体に悪い?危険性をチェック

骨伝導イヤホンは「体に悪いのでは?」「骨や脳にダメージがあるのでは?」など、体への影響を心配されることがあります。

ですが、骨伝導は特別なものではなく、自然と起こっている音の伝わり方のひとつ。

骨伝導イヤホンは健康上の問題が起こりにくく、従来のイヤホン(空気伝導)と比べると、むしろリスクが下がると考えられています。

骨伝導とは

音を感じる仕組みには、空気伝導と骨伝導の2種類があります!

  • 空気伝導:鼓膜が振動し、内耳に伝わる
  • 骨伝導:鼓膜を使わず、骨の振動を通じて内耳に伝わる

例えば、自分の声は鼓膜が振動する空気伝導だけではなく、骨が振動する骨伝導でも聞こえています。

耳をふさいでいても自分の声が聞こえるのは、骨が振動して内耳に伝わっているから。

食事の咀嚼音なども同様に、空気伝導だけではなく、骨伝導でも伝わっています。

ちなみに、18世紀に活躍した作曲家のベートーヴェンも、骨伝導を活用したひとり。

ベートーヴェンは難聴でほとんど何も聞こえない状況の中、口にくわえた棒をピアノに押し当て、骨伝導で音を聞き取り、作曲を続けたと言われています。

難聴の原因や状態にもよりますが、空気伝導で音が聞こえにくい方でも、骨伝導では聞き取れる場合があります。

参照元:塚原耳鼻咽喉科 - 院長の気ままな話題

骨伝導イヤホンの仕組み

引用元:ソフマップ

空気伝導イヤホン(従来のイヤホン)は、空気で鼓膜を振動させ、内耳にある蝸牛に伝えます。

骨伝導イヤホンは、耳の周辺の骨を振動させ、外耳や中耳を通さずに、直接内耳の蝸牛に伝える仕組み。

鼓膜を通さずに音を聞くことができるので、「耳が疲れにくい」などのメリットがあります。

骨伝導イヤホンのメリット&デメリット

ここからは、骨伝導イヤホンのデメリットやメリットについて、詳しく見ていきましょう。

骨伝導イヤホンのデメリット

次のようなデメリットがあります!

  • 音がもれやすい
  • 音質が下がりやすい
  • 価格が高め

それぞれのデメリットについて見ていきましょう。

音がもれやすい

骨伝導イヤホンは構造上、耳の外に出ているので、「音がもれやすい」というデメリットがあります。

そのため、静かな場所や人との距離が近い場合は、周囲に音が聞こえてしまう可能性も。

病院や図書館、電車内など、公共の場で使用する際は、音量に気をつけたいですね。

音質が下がりやすい

骨伝導イヤホンは骨を振動させて音を伝えるため、従来のイヤホンと比べると、音質が下がる傾向があります。

特に、低音の質が下がりやすく、人によっては気になることがあるかもしれません。

音質にこだわりがある方には、空気伝導のイヤホンの方がおすすめです。

価格が高め

骨伝導イヤホンは従来のイヤホンと比べると、価格が高めです。

最近は低価格な骨伝導イヤホンも販売されていますが、安い製品は音質が悪くなりがち。

音質が気になる方は、目安として1万円以上のものがおすすめです。

骨伝導イヤホンのメリット

次のようなメリットがあります!

  • 周囲の音を遮らない
  • 耳が疲れにくい
  • 耳のトラブルが起こりにくい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

周囲の音を遮らない

骨伝導イヤホンは耳の外に出ているので、耳をふさぐことがなく、周囲の音を遮らないのが特徴です。

イヤホンで音楽を聴いていても、同時に周りの音も聞こえているという状態なので、ジョギングや作業時などにもおすすめ。

車が通る音やインターホンの音、人に話しかけられた声なども聞こえるので、安全に、スムーズに対応することができますよ。

耳が疲れにくい

骨伝導イヤホンは鼓膜を通さず、骨を振動させて音を伝えるので、「耳が疲れにくい」というメリットも。

従来のイヤホンと比べると圧迫感がなく、長時間の使用でも耳への負担が少ないです。

リモートワークなどで会議をする際にも、疲れにくいイヤホンは便利ですね。

耳のトラブルが起こりにくい

骨伝導イヤホンは耳をふさがないので、耳のトラブルが起こりにくいです。

従来のイヤホンは耳の中に入れて使うため、衛生上の問題や外耳炎などのリスクが心配されます。

骨伝導イヤホンなら耳の中に直接触れることがないので、衛生的に使用することができますよ。

まとめ

今回は、骨伝導イヤホンの危険性やデメリットを中心にご紹介してきました。

骨伝導イヤホンは体への影響や危険性を心配されることがありますが、従来のイヤホン(空気伝導)と比べると、むしろリスクが下がると考えられています。

骨伝導イヤホンには次のようなデメリットがあります!

  • 音がもれやすい
  • 音質が下がりやすい
  • 価格が高め

次のようなメリットがあります!

  • 周囲の音を遮らない
  • 耳が疲れにくい
  • 耳のトラブルが起こりにくい

骨伝導イヤホンは耳をふさがないので、音がもれやすいというデメリットがありますが、周囲の音を遮らず、耳への負担が少ないので、ジョギングや作業時、リモートワークなどにもおすすめです

従来のイヤホンと比べると価格が高めで、音質が下がりやすい傾向があるので、購入時には口コミをしっかりチェックしたいですね。

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