- アガベはなぜ高いの?
- 実際の値段はどのくらい?
メキシコや南アメリカなどを中心に分布し、日本でも人気の高い多肉植物のアガベ。
珍しい品種では、数十万円以上で取引されることもあり、値段の高さでも度々話題になっています。
なぜアガベには、これほどまでに高い値段が付くのでしょうか?
この記事では、アガベが高い理由を中心にご紹介しています!
人気品種の価格の目安についてもお伝えしていきますので、「アガベが気になる」という方はぜひチェックしていってくださいね。
アガベはなぜ高い?4つの理由をチェック
アガベの価格が高いのには、次のような理由があります!
- 人気が高い
- 輸入コストがかかる
- 増やすのが難しい
- ブームで値段が上がっている
それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。
①人気が高い
アガベは品種が多く、個性的でおしゃれな見た目が人気。
暑さや寒さ、乾燥に強く、丈夫で育てやすいのも魅力のひとつです。
水やりの頻度が少なくて済むため、あまり手間をかけずに長く楽しむことができますよ。
②輸入コストがかかる
アガベはメキシコやアメリカ南部を中心に分布しているため、日本まで輸送すると費用が高くなります。
輸入の際には検疫の関係で、土を持ち込まないようにするため、アガベの根をカットすることが必要に。
輸入後に発根しないこともあるので、値段が高くなる一因となっています。
③増やすのが難しい
アガベは成長速度が遅いため、増やすのが難しい植物です。
種から育てる方法や、子株を取り外して育てる「株分け」という方法がありますが、どちらも成熟するまでに数年は必要。
簡単に増やすことができないので、どうしても値段が高くなってしまうんです。
④ブームで値段が上がっている
多肉植物ブームで需要が高まったため、アガベは転売や投資の対象とされることも。
特に希少な品種はオークションなどで値段が上がり、びっくりするような値段が付くこともあります。
中には悪質な業者もいるので、高額な株を購入する際にはご注意くださいね。
アガベの人気品種の価格をチェック
実際に、アガベはどのくらいの価格で販売されているのでしょうか?
次の人気品種の販売価格を調べてみました!
- チタノタ
- ピンキー
- 氷山
- 笹の雪
- アメリカーナ
今回はネット通販やオークションサイト、フリマアプリなどで販売されているアガベの価格を調査。
2023年10月時点の価格を目安としてご紹介しています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
チタノタ
販売価格の目安:700~200,000円
アガベの中でも特に人気の高いチタノタ。
大きさは30~60cm程度、育てやすい品種なので初心者の方にもおすすめです。
数百円から販売されていますが、珍しいものになると数十万円と高額になります。
ピンキー
販売価格の目安:10,000~500,000円
最も入手が難しいと言われるほど、希少品種のピンキー。
葉の縁の白い斑が特徴で、見た目の美しさからも人気が高い品種です。
出品数が非常に少なく、小さい株でも高額で販売されていました。
氷山
販売価格の目安:10,000~180,000円
成長が特に遅いため、ピンキーと並んで希少品種で高額な氷山。
笹の葉に似た細めの葉に白いラインが入り、氷の結晶のようなフォルムが特徴です。
出品数が少なく、小さい株や子株でも高値で販売されています。
笹の雪
販売価格の目安:3,000~50,000円
バラの花のように放射線状に広がった葉と、白いラインが特徴の笹の雪。
30~50cm程度の大きさで、王冠のようなスタイリッシュなフォルムが人気です。
小さい株では3,000円程度で販売されています。
アメリカーナ
販売価格の目安:1,000~50,000円
アガベの中でも特に大きな品種のアメリカーナ。
成長すると3~4mにもなり、丈夫で育てやすいのも特徴です。
小さい株では1,000円程度から販売されていました。
まとめ
今回は、アガベはなぜ高いのか、その理由を中心にご紹介してきました。
アガベの価格が高いのには、次のような理由があります!
- 人気が高い
- 輸入コストがかかる
- 増やすのが難しい
- ブームで値段が上がっている
アガベは個性的でおしゃれな見た目や育てやすさから、人気の高い多肉植物。
輸入のコストが高いことや、増やすのが難しいことから値段が高く、昨今の多肉植物ブームからも値上がりしています。
数百円程度から販売されていますが、珍しい品種では数十万円以上で取引されているものも。
アガベはとても種類が多いので、ぜひ好みの品種を探してみてくださいね。