- 椿油は使わない方がいいの?
- メリットやデメリットを知りたい
椿の種子から抽出された天然オイルの椿油。
昔から多くの方が愛用している人気の美容アイテムですが、「椿油は髪によくない」「使わない方がいい」という声も。
「よくない」と言われると心配になってしまいますが、椿油は髪に使わない方がいいのでしょうか?
結論からお伝えすると、椿油は髪に使っても大丈夫です!
この記事では、椿油のデメリットや上手な使い方をお伝えしていますので、「椿油を使ってみたい」という方はぜひ参考にしてくださいね。
椿油が髪に「よくない」と言われる4つのデメリット
椿油には「酸化する」「べたつきやすい」などのデメリットがあるため、「髪によくない」「使わない方がいい」などと言われることがあります。
ですが、椿油には保湿やツヤ出し効果などの嬉しいメリットがたくさん。
デメリットに注意すれば、椿油は髪に使っても大丈夫です!
椿油のメリットや上手な使い方については、記事の後半で詳しくお伝えしていますので、よかったらチェックしてみてくださいね。
まず初めに、椿油のデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
椿油には、次のようなデメリットがあります!
- 酸化する
- べたつきやすい
- 量の調節が難しい
- 香りが独特
①酸化する
椿油は椿の種子から抽出された天然オイルなので、「酸化する」というデメリットがあります。
オレイン酸を多く含むので、他の植物油と比べると酸化しにくいのですが、やはり時間とともに酸化は進みます。
椿油は未開封で正しく保管されていれば、3年ほど使用可能。
開封後は空気や光などが原因で酸化してしまうので、半年を目安に使い切るのがおすすめです。
直射日光や高温多湿を避けて、なるべく涼しいところで保管してくださいね。
②べたつきやすい
椿油は天然オイル100%なので、使用量が多いと髪がべたつくことがあります。
少量でも保湿効果が高いので、適量を手に取り、乾燥しやすい毛先を中心に付けるのがおすすめ。
べたつきやすい頭頂部分には使用しないでおくか、または手に余ったオイルを軽くなじませる程度でOKです。
③量の調節が難しい
椿油は液状なので、「量の調節が難しい」という声も。
他の化粧品の感覚で、たくさん出して使ってしまうと、髪がべたついて大変なことになりますよね。
慣れてくれば自分の適量がわかると思いますが、初めは1滴ずつ手のひらにとって、しっかりのばしてから使うのがおすすめです。
④香りが独特
椿油は天然のオイルなので、「独特な香りが苦手」という方も。
慣れてくれば気にならないという方が多いですが、香りの感じ方には個人差が大きいので、どうしても気になってしまうという方もいらっしゃるかもしれません。
香りが苦手な場合は、直接髪につけるよりも、お風呂でトリートメントに混ぜて使うのがおすすめ。
オイルは酸化してしまうと、においがきつくなるので、早めに使い切りたいですね。
椿油の5つのメリット
椿油には、次のようなメリットがあります!
- 保湿効果が高い
- 髪に自然なツヤが出る
- 敏感肌の方にも優しい
- 全身に使える
- コスパが良い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①保湿効果が高い
椿油は保湿効果が高く、蒸発しにくいという特性があります。
そのため、パサついて広がりやすい髪でも、しっとりサラサラ、まとまりやすい髪に。
椿油は髪だけではなく、頭皮やボディ、爪などにも使えるので、乾燥が気になるところに試してみてくださいね。
②髪に自然なツヤが出る
椿油を使うと、髪に自然なツヤが出るのもメリット。
ツヤがない髪は老けて見える原因になることがあるので、自然なツヤ感が出るのは嬉しいですよね。
ツヤは欲しいけれど「オイルは苦手」という方には、こちらのスプレータイプもおすすめです!
椿油100%のヘアスプレーで、「手がべたつかずにツヤツヤになれる」と好評です。
③敏感肌の方にも優しい
椿油は天然のオイルなので、添加物などが気になる敏感肌の方にもおすすめ。
刺激が少なく、人間の皮脂に近い成分が多く含まれているため、アトピーなどで普通のヘアケア用品が使えないという方にも優しいオイルです。
ただし、肌に合うかどうかは個人差があるので、心配な方はパッチテストなどでチェックしてみてくださいね。
パッチテストの方法については、こちらのサイトがおすすめです!
④全身に使える
椿油は人間の皮脂と同じオレイン酸を多く含んでいて、肌なじみがいいので、髪だけではなく全身に使えます。
次のような使い方もおすすめです!
- 頭皮マッサージ
- クレンジング
- 角栓ケア
- 手肌や爪の保湿やマッサージ
- ひじやひざ、かかとなど乾燥しやすい部分の保湿
椿油はマルチに使えるので、「酸化してしまって使い切れないのでは」と心配な方は、ぜひボディケアにも取り入れてみてくださいね。
⑤コスパが良い
椿油は少量で全身に使えて、しかも価格が安めなので、「コスパがいい」と評判です。
価格はメーカーによって異なりますが、1瓶50~70mlの小さめサイズでは、およそ1,000円以内くらいから販売されています。
例えば、黒ばら純椿油の価格は、47mlサイズが935円、72mlサイズが1,298円。※2024年2月、黒ばら本舗公式サイト調べ
Amazonでは47mlサイズが709円、72mlサイズが891円で販売されていました。※2024年2月調べ
メーカーによってはもっと大きいサイズも販売されていますが、初めて使う場合は、小さめのサイズから試してみてもいいですね。
椿油の上手な使い方
椿油は、次のような使い方がおすすめです!
- 1滴ずつ様子を見ながら使う
- 手のひらでのばし、髪の毛先を中心になじませる
- 全身のケアにも使う
- 直射日光や高温多湿を避け、早めに使い切る
髪へ使う場合は、1滴ずつ手のひらでのばし、乾燥しやすい毛先を中心になじませていくのがおすすめ。
量が多いとべたついてしまうので、少量ずつ様子を見ながら使ってみてください。
椿油は髪だけではなく全身に使えるので、頭皮マッサージやクレンジング、ネイルケアなどにも向いています。
酸化を防ぐために、直射日光や高温多湿を避け、開封後は半年を目安に早めに使い切ってくださいね。
髪への使い方については、こちらの動画がおすすめです!
まとめ
今回は、椿油が髪に「よくない」と言われるデメリットを中心にご紹介してきました。
椿油には、次のようなデメリットがあります!
- 酸化する
- べたつきやすい
- 量の調節が難しい
- 香りが独特
椿油は「酸化する」「べたつきやすい」などのデメリットがあるため、「髪によくない」「使わない方がいい」などと言われることがあります。
ですが、椿油には保湿やツヤ出し効果などの嬉しいメリットがたくさんあり、デメリットに注意すれば髪に使っても大丈夫です。
べたつきを防ぐためには、1滴ずつ手のひらでのばし、乾燥しやすい毛先を中心になじませていくのがおすすめ。
椿油は天然のオイルなので、直射日光や高温多湿を避け、開封後は半年を目安に早めに使い切ってくださいね。