- ホワイトセージに毒性や副作用はある?
- 逆効果になってしまうって本当?
神聖なハーブとして、古くからネイティブアメリカンに親しまれてきたホワイトセージ。
強い浄化作用やリラックス効果があると人気ですが、毒性や副作用、違法性などの危険性が心配されることも。
スピリチュアル的に逆効果になるという説もありますが、本当なのでしょうか?
この記事では、ホワイトセージの危険性についてご紹介していきます!
ホワイトセージを安心して楽しむための注意点もお伝えしていきますので、「ホワイトセージが気になる」という方はぜひチェックしていってくださいね。
ホワイトセージの5つの危険性をチェック
ホワイトセージは次のような理由で、危険性を心配されることがあります!
- 毒性がある?
- 副作用がある?
- 犬や猫に害がある?
- 逆効果になる?
- 違法性がある?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①毒性がある?
ホワイトセージは毒性のない植物と言われていますが、ほとんど研究が行われていないため、はっきりとしたことはわかっていません。
厚生労働省では、セージの安全性について、次のように発表しています!
セージのエッセンシャルオイル(高濃度のツヨンが含まれる)の使用と発作に関連性があることを示唆する症例が報告されています。セージの高用量または長期間の使用は安全ではない可能性があります。
引用元:厚生労働省eJIM | セージ[ハーブ - 医療者] (ncgg.go.jp)
成分のツヨンが有害な作用をもたらす可能性があるため、妊娠中のセージの使用は安全ではないと考えられます。授乳中のセージ摂取の安全性についてはほとんどわかっていません。
セージに含まれる「ツヨン」という成分が、有害である可能性があるとのこと。
そのため、高容量や長期間の使用、妊娠中の使用は安全ではない可能性があるそうです。
ホワイトセージはセージの一種なので、念のため、高容量や長期間の使用を避け、妊娠中の方は使用を控えた方がよさそうですね。
授乳中の安全性はほとんどわかっていないということなので、授乳中の方もご注意ください。
妊娠中や授乳中以外の方が、ホワイトセージを通常の範囲内で使用するのなら、特に心配はありません。
②副作用がある?
ホワイトセージの副作用について調べてみましたが、重大な副作用についての報告はありませんでした。
ただし、ホワイトセージをお香として使用し、その煙を多量に吸い込むことで、頭痛や吐き気が起こる可能性はあります。
煙が出ているときは換気を心掛け、直接吸い込まないように気を付けたいですね。
中にはホワイトセージの香りが苦手で、気分が悪くなるという方もいるので、こちらも注意が必要です。
③犬や猫に害がある?
アロマやお香などの中には、犬や猫などのペットに対して有害なものも多いです。
特に、猫は香りの成分を体内で代謝できないため、アロマやお香は危険と言われています。
ホワイトセージをお香として焚く場合、香りや煙がペットに害を与える危険性があるので、同室での使用は避けましょう。
どうしても自宅で使用したいという場合は、ペットとは別の部屋で使用し、換気をしっかりとする必要があります。
参照元:猫に精油(エッセンシャルオイル)を使ったアロマセラピーは危険 | ペット保険のPS保険
④逆効果になる?
ホワイトセージには浄化作用など、スピリチュアルな効果があると言われています。
ただし、ネガティブな気分のときや、汚れた部屋で使用すると、「悪い霊を引き寄せてしまう」という説も。
科学的な根拠はありませんが、心配な方は環境を整えてから使用するのがおすすめです。
⑤違法性がある?
ホワイトセージは違法なハーブではないかと心配されることがありますが、違法ではありません。
違法な薬物と香りが似ているという声もあるので、まれに勘違いされることもあるようです。
Amazonや楽天市場などの通販サイトでも、ハーブとして多数出品されているので、気軽に購入できますよ。
ホワイトセージを楽しむための注意点
ホワイトセージを安全に楽しむために、次の点にご注意ください!
- 高容量、長期間、妊娠中の使用は控える
- 犬や猫、香りが苦手な方に配慮する
- 火の取り扱いや換気に気を付ける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
高容量、長期間、妊娠中の使用は控える
セージには「ツヨン」という成分が含まれるため、高容量や長期間の使用、妊娠中の使用は安全ではない可能性があります。
ホワイトセージはセージの一種なので、高容量や長期間の使用を避け、妊娠中の方は使用を控えることをおすすめします。
持病があり、ホワイトセージの使用が心配という方は、かかりつけの医師にご相談くださいね。
犬や猫、香りが苦手な方に配慮する
犬や猫などの動物は、人間よりも香りや煙に敏感です。
ホワイトセージの香りや煙が、ペットに害を与える危険性があるので、同室での使用は避けましょう。
また、香りに対する感じ方には個人差があるので、苦手な方への配慮も必要です。
火の取り扱いや換気に気を付ける
ホワイトセージはお香として楽しむことが多いため、火の取り扱いには十分ご注意ください。
煙で体調が悪くなる場合もあるので、使用量や換気にも気を付けたいですね。
まとめ
今回は、ホワイトセージの危険性についてご紹介してきました。
ホワイトセージは次のような理由で、危険性を心配されることがあります!
- 毒性がある?→高容量、長期間、妊娠中の使用は控える
- 副作用がある?→煙に注意
- 犬や猫に害がある?→同室での使用はNG
- 逆効果になる?→悪い霊を引き寄せてしまうという説も
- 違法性がある?→違法ではない
ホワイトセージは高容量、長期間、妊娠中の使用、ペットを避ければ、危険性は低いと考えられています。
お香やインテリアとして、通常の範囲内で使用するのであれば、特に心配はありません。
ホワイトセージは浄化作用や運気UP、リラックス効果などが人気のハーブ。
火の取り扱いや換気、使用量などに注意して、上手に楽しみたいですね。