- チョコレート効果が「買ってはいけない」と言われるのはなぜ?
- どんなメリットやデメリットがあるの?
美容や健康に効果があると人気のチョコレート効果。
「買ってはいけない」という意見を目にすることがありますが、どのような理由があるのでしょうか?
この記事では、チョコレート効果が買ってはいけないと言われる理由をご紹介しています。
チョコレート効果のメリットやデメリットも合わせてご紹介していますので、「チョコレート効果が気になる」という方はぜひチェックしていってくださいね。
チョコレート効果が「買ってはいけない」と言われる3つの理由
チョコレート効果が「買ってはいけない」と言われるのは、なぜなのでしょうか?
「買ってはいけない」と言われるのには、次のような理由があります!
- 脂質が多め
- カフェインやテオブロミンが多め
- ニッケルが含まれている
チョコレート効果などの高カカオチョコレートは、普通のチョコレートに比べて脂質やカフェイン、テオブロミン、ニッケルの量が多いです。
厚生労働省の高カカオチョコレートに関する報告では、次のように注意喚起されています。
・高カカオチョコレートは普通のチョコレートより脂質量が多い。間食として食べることが多い食品であり摂りすぎには注意が必要。
・高カカオチョコレートは嗜好品として楽しむ分には問題ないが、テオブロミンやカフェイン等の生理作用のある物質も多く含まれるため、これらの成分に敏感な人やテオフィリン等の医薬品を使用している人は摂取に注意が必要。
引用元:「高カカオをうたったチョコレート(結果報告)」厚生労働省
チョコレート効果は適量であれば問題はありませんが、食べ過ぎてしまうと体重増加や不眠、体調不良などにつながる可能性があるので注意が必要です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①脂質が多め
チョコレート100g当たりの脂質量は、次の通りです!
明治ミルクチョコレート | チョコレート効果86% | |
---|---|---|
脂質 | 34.2g | 44.0g |
厚生労働省の報告の中で普通のチョコレートとしてあげられている明治ミルクチョコレート(カカオ含有率36%)と、チョコレート効果86%を比較してみました。
チョコレート効果の方が約1.28倍と高くなっています。
脂質は体にとって必要な栄養素ですが、摂りすぎると肥満につながる可能性があるので気をつけたいですね。
チョコレート効果は1日5枚(25g)が目安。
100g当たりの脂質量は44.0gですが、25g当たりなら11.0gなので、食べ過ぎなければ心配はありません。
②カフェインやテオブロミンが多め
チョコレート100gあたりのカフェインとテオブロミンの量は、次の通りです!
明治ミルクチョコレート | チョコレート効果86% | |
---|---|---|
カフェイン | 25mg | 93mg |
テオブロミン | 250mg | 990mg |
チョコレート効果の方がカフェインの量は3.72倍、テオブロミンの量は3.96倍と高くなっています。
カフェインやテオブロミンには興奮作用や利尿作用、気管支拡張作用などがあるので、これらの成分に敏感な方やテオフィリン(気管支拡張薬)などの医薬品を使用している方は摂りすぎに注意が必要です。
ちなみに、コーヒー100gに含まれるカフェインの量は約60mg。
チョコレート効果100g当たりのカフェイン量は93mgなので、同じ量で比べるとチョコレート効果の方が高くなります。
ただし、チョコレート効果の1日の目安25g当たりのカフェインの量は23.25mgになるので、こちらも食べすぎなければ問題はありません。
③ニッケルが含まれている
チョコレート100gあたりのニッケルの量は、次の通りです!
明治ミルクチョコレート | チョコレート効果86% | |
---|---|---|
ニッケル | 180μg | 560μg |
チョコレート効果の方がニッケル量が3.11倍と高くなっていますね。
ニッケルは多量に摂取すると、アレルギーの発症につながる可能性があります。
体重50kgの方のニッケルの摂取上限は、1日当たり550μg。
チョコレート効果を100g食べてしまえば上限を超えますが、1日の目安25g当たりのニッケルの量は140μgになるので、食べすぎなければ問題はありません。
チョコレート効果のメリット&デメリット
ここからは、チョコレート効果のメリットやデメリットをご紹介していきます。
自分に向いているかどうか、ぜひチェックしていってくださいね。
チョコレート効果のメリット
チョコレート効果には、次のような効果が期待できます!
- 血糖値の上昇をゆるやかにする
- 食後の眠気防止
- 食欲を抑える
- 血圧の上昇を抑制
- ストレスの緩和
- アンチエイジング
- 便通改善
チョコレート効果は低GI食品なので、血糖値の上昇をゆるやかにし、食後の眠気や食欲を抑える効果が期待できます。
また、カカオポリフェノールがたっぷり含まれているので、血圧の上昇やストレスの緩和、アンチエイジングなどにも効果も期待できます。
カカオプロテインや食物繊維も含まれているので、お通じを良くしたい方にもおすすめ。
次の記事ではチョコレート効果72%を食べ続けた結果や、効果的な食べ方についてご紹介しています。興味のある方はぜひ参考にしてくださいね。
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チョコレート効果のデメリット
チョコレート効果を食べすぎると、次のような可能性が期待できます!
- 体重増加
- 不眠や体調不良
- 金属アレルギー
記事の前半でもご紹介しましたが、チョコレート効果はカカオの含有率が高いため、普通のチョコレートに比べて脂質やカフェイン、テオブロミン、ニッケルの量が多め。
脂質は摂りすぎると肥満に、ニッケルは多量摂取でアレルギーの発症につながる可能性があります。
カフェインやテオブロミンには興奮作用や利尿作用、気管支拡張作用があるので、これらの成分に敏感な方やテオフィリンなどの医薬品を使用している方は摂りすぎに注意が必要です。
食べすぎなければ問題のない量ですが、一応知っておきたいですね!
まとめ
今回は、チョコレート効果が「買ってはいけない」と言われる理由を中心にご紹介してきました。
「買ってはいけない」と言われるのには、次のような理由があります!
- 脂質が多め
- カフェインやテオブロミンが多め
- ニッケルが含まれている
チョコレート効果などの高カカオチョコレートは、普通のチョコレートに比べて脂質やカフェイン、テオブロミン、ニッケルの量が多めす。
適量であれば問題はありませんが、食べ過ぎてしまうと体重増加や不眠、体調不良などにつながる可能性があるので注意が必要です。
チョコレート効果は1日5枚(25g)が目安。
1日25g程度なら心配はないので、毎日こまめに食べてカカオポリフェノールを摂りたいですね。
この記事でご紹介している内容は、2023年7月時点での情報です。チョコレート効果の最新の情報は、公式サイトからご確認ください。