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カスピ海ヨーグルトの危険性とは?手作りの賞味期限や温度管理もチェック

  • カスピ海ヨーグルトは危険なの?
  • 手作りの賞味期限はどのくらい?

とろみのある食感や、生きて腸まで届くクレモリス菌FC株が話題の「カスピ海ヨーグルト」。

家庭で手軽に作ることができるという点でも人気ですが、一方で「危険性がある」という声も。

カスピ海ヨーグルトには、一体どのような危険があるのでしょうか?

この記事では、カスピ海ヨーグルトの危険性についてご紹介していきます!

手作りする場合の注意点についても詳しくお伝えしていきますので、「カスピ海ヨーグルトを作ってみたい」という方はぜひチェックしていってくださいね。

カスピ海ヨーグルトの危険性とは

カスピ海ヨーグルトの危険性について調べたところ、次のことがわかりました!

  • カスピ海ヨーグルト自体に危険性はない
  • 家で手作りする場合は注意が必要

他のヨーグルトと比べると、まろやかで酸味が少なく、とろみのある食感などが特徴のカスピ海ヨーグルト。

ちょっと特別感はありますが、ヨーグルト自体に特別な危険性があるわけではありません。

安全性が心配されるのは、カスピ海ヨーグルトを手作りした場合。

カスピ海ヨーグルトは牛乳に市販の種菌(または種ヨーグルト)を入れ、室温で発酵させることで簡単に作ることができます。

ただし、安全に美味しく食べるにはいくつか注意が必要なんです。

手作りする場合の危険性や注意点については、この後詳しくご紹介していきます。

カスピ海ヨーグルトの詳しい作り方が知りたい方は、こちらの動画がおすすめです!

手作りのカスピ海ヨーグルトの危険性

手作りのカスピ海ヨーグルトには、次のような危険性があります!

  • 食中毒の可能性がある
  • 雑菌が混入しやすい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

食中毒の可能性がある

カスピ海ヨーグルトを家で手作りする場合、食中毒が起こる可能性が考えられます。

食中毒は、食中毒の原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内に入り込むことで起こる病気です。

症状には嘔吐や下痢、腹痛、発熱などがあり、小さなお子さんや高齢の方、免疫力が低下している方などは、重症化してしまうことも。

参照元:食中毒の原因と種類:農林水産省

ヨーグルトの温度管理が適切でなかった場合や、作ってから日数が経ちすぎた場合、細菌が繁殖したり、ヨーグルトが腐敗したりする可能性があるので注意が必要です。

雑菌が混入しやすい

カスピ海ヨーグルトを手作りする場合、雑菌が混入・繁殖してしまう可能性があります。

雑菌が混入する原因には、次のようなものがあげられます!

  • 作るときの容器やスプーンなどに付着
  • ヨーグルトを取り分けるときのスプーンに付着
  • 同じ種菌を長期間使用
  • 人にもらった種菌を使用

カスピ海ヨーグルトを作るとき、容器やスプーンなどに雑菌が付着していると、ヨーグルトに混入してしまう原因に。

ヨーグルトを食べるときや、種ヨーグルトを取り分けるときにも、スプーンなどから混入する可能性があります。

同じ種菌を長期間くり返し使用したり、人からもらった種菌を使用したりする場合も、雑菌が混入・繁殖しやすいのでご注意くださいね。

雑菌が混入した場合、次のような状態になることがあります!

  • 味が苦い、ピリピリする、酸味が強い
  • 臭いが違う、刺激臭がする
  • 色がピンク、茶色
  • 大量の水分が出ている

ヨーグルトが上のような状態になってしまったら、雑菌が繫殖している恐れがあるので、食べずに処分してください。

カスピ海ヨーグルトを手作りする際の注意点

カスピ海ヨーグルトを手作りする場合、食中毒や雑菌の混入を防ぐためには、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか?

次のような点にご注意ください!

  • 消毒をしっかりと行う
  • 新しい牛乳を使用する
  • 温度管理を適切に行う
  • 種ヨーグルトを先に取り分ける
  • 1週間を目安に食べる
  • 定期的にリセットする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

消毒をしっかりと行う

食中毒や雑菌の混入を防ぐためには、清潔な容器や調理器具を使用することが必要です。

容器やスプーンは使用前に熱湯をかけ、熱湯消毒をするのがおすすめ。

熱湯消毒をした後は水分をよく切り、牛乳やヨーグルトが触れる部分を手で触らないようにしてくださいね。

雑菌がついてしまう可能性があるので、布巾などは使用しないようにしましょう。

新しい牛乳を使用する

牛乳はなるべく新しく、未開封のものを使用するのがおすすめです。

牛乳は一度開封すると、雑菌が入りやすいのでご注意くださいね。

温度管理を適切に行う

食中毒や腐敗などを防ぐには、温度管理も重要です。

カスピ海ヨーグルトの発酵は、室温20~30℃が目安。

夏は室温が30℃を超えることがあるので、クーラーの効いた涼しい部屋で発酵させるか、夜間に発酵させるのがおすすめです。

室温が高いと発酵が進みやすいので、固まったら早めに冷蔵庫に入れてくださいね。

参照元:「手づくりカスピ海ヨーグルト」季節のご注意|フジッコ

種ヨーグルトを先に取り分ける

作ったカスピ海ヨーグルトは「種ヨーグルト」として、次回の発酵に使用することができます。

種ヨーグルトを取り分けるタイミングは、出来上がってすぐがおすすめ。

熱湯消毒をした容器とスプーンを使い、容器の中央部分のヨーグルトを取り出してください。

雑菌の混入を防ぐためには、雑菌の心配が少ない「出来上がってすぐ」、「容器の中央部分のヨーグルト」がポイントです。

1週間を目安に食べる

手作りのカスピ海ヨーグルトの賞味期限は、適切に調理・保存された場合、1週間くらいが目安です。

食べるときは、清潔なスプーンで食べる分だけ取り分けてくださいね。

種ヨーグルトとして取り分けた分も、1週間を目安に使用してください。

取り分けた種ヨーグルトをすぐに使用しないときは、冷凍庫で1か月ほど保存が可能です。

定期的にリセットする

同じ種菌を長期間使い続けると、雑菌が繁殖したり、種菌が弱ってきたりする可能性も。

安心してカスピ海ヨーグルトを食べるためには、種菌を定期的にリセットすることが必要です。

リセットの目安は、1~3か月がおすすめ。

風味やねばりが変わったと感じたら、早めにリセットしてくださいね。

参照元:「カスピ海ヨーグルト」手づくりQ&A|フジッコ

まとめ

今回は、カスピ海ヨーグルトの危険性についてご紹介してきました。

カスピ海ヨーグルトは、ヨーグルト自体に危険性はありませんが、家で手作りする場合、食中毒や雑菌の混入などの可能性があります。

手作りする場合は、次のような点に注意が必要です!

  • 消毒をしっかりと行う
  • 新しい牛乳を使用する
  • 温度管理を適切に行う
  • 種ヨーグルトを先に取り分ける
  • 1週間を目安に食べる
  • 定期的にリセットする

食中毒や雑菌の混入・繁殖を防ぐためには、容器やスプーンをしっかり消毒し、発酵時の室温(20~30℃)にもご注意ください。

手作りのカスピ海ヨーグルトの賞味期限は、冷蔵庫で1週間が目安。

種ヨーグルトとして使い続ける場合は、1~3か月を目安にリセットしてくださいね。

正しい方法で調理や保存ができれば、カスピ海ヨーグルトを手作りする場合でも、安心して美味しく食べることができますよ。

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